ホーム  スピーチの勘所 > スピーチ上手であるために

スピーチ上手であるために

動画画面

吃音をお持ちの人が人前でスピーチや司会をするのはかなりのストレスになります。
けれど、大切な基本を理解してスピーチに臨むと良い結果を出すものです。ぜひ実践していただきたいです。

原稿を準備しましょう
会社の朝礼での連絡などは、メモで充分です。けれどスピーチ、司会では話のメモではなく、すべてを文章化することをお勧めします。
文章化することのメリット:
  • 同じことを繰り返したり、文の末尾などが曖昧な表現になることを避けられます。
  • 予め言いにくいことばをどのように言うかの準備ができます。
  • 話すことばが正確になり、無駄がなくなります。
原稿を読み上げるのではなく、語りかけるイメージで話すことが大切です。オバマ大統領を例にとりますと、彼は原稿を見ながらスピーチをしていますが、棒読みしている感じではなく語りかけています。これがスピーチのあるべき姿です。練習と経験が必要です。
話す時の姿勢・視線
  • 正しい姿勢で話しましょう。美しい姿勢は会衆に好感を与えます。
  • 視線は時折、会場全体を見渡すように。
  • 直立不動ではなく、自然な体の動きをつけて。
カウンセリング&レッスンでは、スピーチ演習もいたしますので、実際の場で活かしていただきたいです。

動画を再生する

動画のテキスト

こんにちは。さわやかカウンセリングの江田です。今回のワンポイント・レッスンは「スピーチ上手であるために」です。

吃音意識を持っておられる方にとっては、人前で話をすることは気が重く、出来ればしないで済ませたいと思うのが本音でしょう。

結婚式でスピーチを頼まれた、披露宴の司会を頼まれた、PTAで自己紹介をする、町内会の役員になったので話をすることが多くなった、研修会での発表がある、大学のゼミでの発表がある・・・など、さまざまなスピーチ場面があるものです。

スピーチをする上でぜひ実践していただきたいことを申し上げます。

ひとつは、スピーチの原稿を書くことです。話の骨子ではなく、すべてを文章化します。文章として書き出すことを怠りますと、同じことを繰り返したり、文の末尾が冗漫な表現になってしまうものです。

吃音意識をもっていますと、文章化すると「このことばは言いにくいな」と、言いにくい言葉が予めわかるので、文章化を避けてその場の勢いで言い換えて話そうとすることがあります。しかし、実際の場面ではかなり乱れてしまい、自分でも何を言っているのかわからなくなってしまうことになりかねません。

スピーチでは手数がかかっても、文章化した原稿を事前に準備することです。

原稿を書いたら実際に声を出して、自分のことばとして話せるまでよく練習なさってください。原稿を見ながら話すと棒読みになると思う方がおられますが、自分のことばで話すなら棒読みにならないものです。今、私はこのワンポイント・レッスンを原稿を見ながら話しています。

NHKで「時論・公論」という10分程度の番組がありますが、そこで話をなさる方はすべて原稿にそって話しています。原稿をしっかり準備していますので、ことばは正確で、棒読みしている感じは全くありません。スピーチは原稿をしっかり書き上げることから始まります。

更に、実際のスピーチで留意していただきたいことは、話す時の速度と姿勢です。

緊張すると早口になるものです。音を少々伸ばし気味にして、適度な間を入れる発語感覚を意識していただきたいです。

姿勢ですが、経った時の良い姿勢をぜひ覚えてください。ここで実際に良い姿勢をとってみましょう。柱か壁にかかとをつけます。背中を壁にあてます。あごを引いて、後頭部を壁につけます。これは身長を測るときの姿勢で、床に対して90°となり、垂直でちょっと不自然です。

自然な良い姿勢は、壁から10~15センチほど背中を離します。体の重心が足の親指の付け根ぐらいにあり、上半身がすこし前に傾斜した感じです。これが自然な良い姿勢です。

吃音意識をお持ちの方が人前で話すのは、この説明を聞いただけではなかなか上手くいかないというのが現実だと思います。スピーチレッスンでは受講生の必要に応じた練習をさせていただいております。

スピーチに自信がつきますと、セルフ・イメージが高まるものです。あらゆる機会をとらえてスピーチに挑戦なさってください。

動画を再生する

メールでのお問い合わせはこちら