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レッスン体験談(18歳~25歳)(P.1)話すことに積極的 他

受講して話すことに対してしっかりと自信につながり、前向きな気持ちになりました。

Aさん(埼玉県在住 23歳 会社員 男性)

私は小学生のころから吃音でした。小学校での音読や発表会はとても苦痛で、言葉は分かっていて読みたいのに話すことがでず、ずっと止まったままで、周りからの視線もとても痛く、とてもつらかったことを今でも覚えています。そして今年、大学を卒業し、社会人になって設計の仕事に就きました。

入社前は人とあまり話すことはないだろうと思っていましたが、社外や社内の人と電話で話すことが多く、また朝の朝礼では毎日部内の人がローテーションで唱和のリードをするのですが、決まった文章を唱和する際、毎回どもってしまい、上司からも「いい加減覚えろ」と言われます。覚えているのに言うことができないという気持ちが分かってもらえず、順番が回ってくる前日は気にしてしまい眠れませんでした。
話せるかどうかという仕事以外のことで悩んでしまい、それがまたストレスになり、毎日がとても憂鬱でした。

それから、通勤中や昼休みの時には常に吃音について調べるようになりました。そこで見かけたのがさわやかカウンセリングでした。

レッスンの内容を見て、自分の吃音が治るのかと内心、半信半疑ながら電話をしました。江田先生に今の事情を話し、トライアルレッスンを受けることにしました。 先生はかつて吃音持ちであったと話されたのですが、そのようなことを一切感じさせず、話し方もとても丁寧で安心してレッスンを受けることができました。

初回のレッスンで先生が「治そうとしない、調節して話す」とお話があり、私はずっと吃音を治そうとしか考えていなかったのでとても驚きました。

また最初のレッスンで指摘のあった話すスピードも実際に自分の話すスピードを聞いてみると、確かに話すスピードは早く、早口なのだと実感しました。いろいろな話を聞いて、私もしっかりと吃音と向き合いたいと思いレッスンを続けていくことを決めました。

レッスンは、私の場合だと電話の応対と朝礼での唱和でどもると言うことで 、私にあった、電話の応対を重点においた内容や朝礼を再現しての唱和練習などをしていただき、職場での実際の場面に近い形でのレッスンでとても充実していました。

レッスン中は先生からのお褒めの言葉や、ちょっとした雑談などもあり無理なくレッスンを重ねていくことができました。レッスンの時間も平日は仕事で受けることができなく、土・日の遅い時間でも受けることができてとても都合が良いです。

レッスンを重ねていく内に、成果も出てきてここ最近ではしっかり話し方の調整もできるようになってきて、電話の応対では早口も少なくなり、しっかりと「はい、〇〇です。」と落ち着いて話すことができるようになりました。朝礼での唱和も安定した話し方ができ、自分でもビックリするぐらいにどもることが減りました。レッスンを受けてまだ数ヶ月ですが、受講してよかったと思っています。

仕事中も、どもることを気にすることは減りましたし、受講して話すことに対してしっかりと自信につながり、前向きな気持ちになりました。

まだ、場面によって詰まってしまうことがあるので、更にしっかり調整できるようになりたいです。

※ ひ と こ と :
「必要は発明の母」と言われますが、職場での話すことの必要は話し方のステップアップのチャンスと受け止めることができます。まさに「(話す)必要は改善の母」と言えます。これからも仕事の場でさまざまなお話し経験を前向きに積んでいただきたいです。

どんどん挑戦していこうという気持ちが強くなっています。(写真はイメージです)


男性

Mさん(福岡県在住 大学4年生 男性)

私の吃音が出たのは小学校の中学年(「吃音至る過程」参照)からになります。国語の音読などの、人前で何かを発表しなければならないときには非常に苦労しました。そして、中学校、高校と歳を重ねるにつれ、「将来吃音を持ったままで生活していけるのだろうか?」という不安が強く頭をよぎっていました。

大学生になっても、その悩みは消えることはなく、「なぜ、自分が吃音で苦しまなくてはいけないのだ?」と、いつも悶々とした気持ちで過ごしていました。

そんなときに見つけたのが、さわやかカウンセリングです。自分が持っている悩みが少しでも軽くなればと思いレッスンの申し込みをしました。

レッスンを受け、まずわかったことは、今まで自分がどれだけ不安定な話し方をしていたかということです。話すスピードや、声の出し方など自分独りでは改善できなかった点を指導してもらえたので非常に役立っています。特に、音を伸ばす感覚や、音をつなげる感覚を意識して話すと、格段に話しやすくなりました。

また、レッスンを受けることにより、話したいという気持ちが強くなり、以前より積極的に話をすることができるようになったと思います。この前向きな気持ちになれたということが、レッスンを受けてみて一番良かったことです。

日常の会話の中ではレッスンの中で学んだことをまだまだ活かしきれていない状態なのですが、これから話す機会を増やし、その中で学んでいることをどんどん実践していきたいと思います。

私は、これから大学生活を終えて、社会に出ていくことになるわけですが、正直不安です。「仕事となれば電話の応対をしなければいけないし、敬語もきちんと言わなければいけないし、相手にいろいろな物事をうまく説明しなきゃいけないし...」という感じで、考え始めたらきりがありません。しかし、このレッスンを受け始めてからは、話すことを恐れず、どんどん挑戦してやろうという気持ちが非常に強くなっています。

私は、会計事務所勤務を希望しており、将来は税理士になることを目指しています。会計事務所での仕事は顧客先に出向くことが多く、人に接する機会が多い仕事だそうです。人に接する機会が多いということで、不安はよぎるのですが、税理士として身を立てていくことはどうしても叶えたい夢なので、恐れずに挑戦していきたいと思います。

今までの失敗経験にとらわれず、税理士の仕事の現場で恐れないでどんどん話している・・・、そんな将来の自分の姿を描いています。

※ ひ と こ と :
Mさんが税理士として身を立てていくという明確な目標を持って、将来を見据えつつ、改善に励んでおられますことは、とても具体的です。今までの5ヶ月間のレッスンで良い発語感覚を掴んでおられますので、残された大学生活の中で更に身につけていかれることでしょう。

あらゆる話す場面に自信をもって接していける自分を描いています。(写真はイメージです)

男性

Fさん(兵庫県在住 23歳 大学院生 男性)

私の記憶にある限り幼少からずっと吃音があり、何かしゃべる度に引っかかることが煩わしく思っていました。しかし小さい頃は煩わしく思う程度で、どもることなどお構いなしに話していたような気がします。

歳が上がり、中学、高校に上がるとそういうわけにもいかなくなりました。どもって話すと馬鹿にされたり不愉快に思われたり、話がきちんと伝わってない場合があったりしました。

そこで一度改善しようと思ったものの、自分だけでは何をどうしたらいいのかわからず、そうこうしている内に馬鹿にされることなどにも慣れてきました。クラスメイトもしばらくすると私が吃音であることがわかった上で会話するようになるため、困るのは初対面の時だけでした。お互いがある程度分かってくると相手も慣れてきて私の話し方を揶揄(やゆ)する人はあまりいませんでした。

このように周囲の人間に恵まれていたためか、過激なイジメなどに合うこともなく中学、高校の学生時代を過ごしてきました。

しかし大学に進学すると勝手が違ってきました。高校の様にクラスがなく、初対面の人と話す機会が増えます。これまでなら初めは変に思われても時間が経つ中で相手が理解してくれて、どもっても笑われる程度でした。しかし大学では講義や実習で初対面の人と同じ班になったり、プレゼンテーションやディスカッションで話す機会が増え、しかもそういう時は重要な事柄を伝えなければならないので成績に反映されることが多く、きちんと伝えることに苦労し、時には思うように伝えられず、焦りや苛立ちを覚えながら諦めることもありました。

この時も何度か私自身で矯正しようとしましたが、何か試してもそれにどのような効果があるのかわからず、結局いずれ直るだろう、何とかなるだろうという楽観的な考えで過ごしていました。

そして就職活動を迎えました。その面接でどもってしまうところが多々ありました。ある会社の面接で、自分は吃音を持っていることを告げたことがあり、そのときの会社側の答えは「そういう人は採用できない」とのことでした。
また別の会社の面接を受けた時、自分が吃音であることを告げると、吃音をもっていても人より優れて頑張っている人がいるからあなたも頑張ってください、との励ましをもらいました。要するに吃音はマイナス要素でありそれを持っている分、何かそれを補うような他のプラスとなる点を持っていなければ採用できないということでした。

このマイナスの不安要素はどうにかなるだろうと、漠然とこの時まで考えていましたし、またいずれ自然と直るだろうと思っていましたが、このときどうにもならず、まだ直っていない自分がいることを認識せざるを得ませんでした。実社会では吃音は何らかのハンディキャップになることをここで改めて感じ、これまでのように楽観的に考えてはいけないと強く思いました。

その後、個人的な事情があり大学院への進学へと進路を変更しました。これは一つのチャンスでした。なぜなら社会へ出るまで数年伸びたことで、その間に少しずつ改善していく時間がまだあると考えました。そして矯正の手段をあれこれと探していると、さわやかカウンセリングに出会いました。

レッスンで初めに先生から、吃音は矯正するものではないことを言われました。正直これには驚きました。今まで何度か自分で改善しようと思ったときには、どうやって吃音をなくせるか、これは私の体の一つの欠陥であるので、どうやって直したらよいのかというようなことばかり考えていたと思います。
しかし、どもることは欠陥ではなく、少し間違った方向に話し方の癖がついただけであり、なくそうとするのではなく体が覚えた悪い話し方の癖を自分でどうフォローしていくかという考え方に変わったと思います。

現在、レッスンを受け始めてから半年以上が経ちますが、話の途中で引っかかったときの考え方が少し変わったように思います。以前はなぜ普通にしゃべれないのか、私はどこか欠陥があるのかと、ただ焦りと苛立ちを覚えるだけでしたが、今は「またこの癖が出たな、レッスンで教わったことの何が活かせてないのだろう?」と考えられるようになっています。確かにどもってしまう時がありますが、その時に闇雲に焦るのではなく、冷静に反省できるようになり、話し方と心の持ち方共に余裕が出てきている感覚があります。

また、レッスンでは折りにふれて他の受講生の体験を聞かせていただき、私と同じように苦労している方々がいて皆さん各々努力をしていることを知ることができます。今まで吃音をもつ人と出会うことがなかった私としては、それは改善に向かうための大きな励みになっています。

大学院を卒業し社会に出るときには何かを諦めることなどなく、また誰かと比べられることなく、あらゆる話す場面に自信をもって出ていける自分を描いています。

※ ひ と こ と :
現在大学院生のFさんが、社会に出るまでの学びの期間に、話し方の改善の具体的な目標を持っておられることは賢明な姿勢です。焦ることなく今の自分の出来ることをコツコツ実践なさってください。

今はとても仕事が楽しく、今後のキャリアの幅が広がったことを嬉しく思います。

女性

Aさん(茨城県在住 23歳 会社員 女性)

私は小学4年生から吃音に悩んできました。国語の時間は地獄で、毎朝ある出席確認の「はい」さえ言えない状態の時もありました。どもった恥ずかしい経験などあげたらきりがありません。中学・高校・大学と少しずつ改善していきましたが、それでも、大学時代のアルバイトや論文発表では苦労しました。

今は社会人として金融機関で働いています。電話や窓口でのお客さま応対や管理がメインの部署です。そこで電話や窓口応対でひどくどもってしまい、お客さまからお叱りを受けることもしばしばあり、自分の話し方を改善する必要性にせまられました。そこで出会ったのが、この「さわやかカウンセリング」です。

レッスンを始めて1か月が経ちました(5回のレッスンを終えました)。レッスンでは朗読や電話シュミレーション演習をしています。レッスンを通して、「今まで自分がいかに早口で話していたか」や「相手が話すタイミングを考えずに、自分が上手く話せるかどうかだけに意識が向いていた。そのため会話が上手く流れなかった」ことに気が付きました。また、「すらすら話せるときも、話せないときもある」というような状況でした。そして、それがどうしてなのか、自分では全く分からないので話し方の改善にはつながりませんでした。

しかし今では、「どうしてどもったのか」が分かるので、自分の話す速度を意識して調節できるようになってきました。その結果、仕事でお客さまから「説明がとても丁寧でわかりやすかった。ありがとうございました。」と感謝のお言葉を頂くことができました。電話をかけるのも徐々に平気になってきました。

レッスンを受けていない方は「朗読なら一人でもできるじゃないか」とお思いになるかと思います。私も最初はそう思っていました。しかし、レッスンで朗読するのと、一人で朗読するのとでは意味が全く違います。「客観的に、話すスピードが適切か、呼吸が適切か」を聞いてもらうことが大事だと思います。

私を含め吃音者には「早口の自覚がない」方が多いと思います。早口の自覚がない人が自分の感覚でいくらゆっくり読んでも、相手からしたら早口でしかありません。私も初めて先生と話したときは「こんなにゆっくり話すの?」と驚いたものです。レッスンをまだ受けていない方は、まず「ゆるやかペース」を実感してほしいです。

そして、先生のお言葉で一番衝撃的だったのは、「どもり感覚がありながらも、どもらずに話せるようになればそれでいい」です。今までは吃音意識を持つこと自体が悪だと考え「どもるかもしれない → ああ、ダメだ → やっぱり、どもった」だったのが、今では「どもるかもしれない → ゆっくり話そう → あれ?どもらなかった!」ということがあります。吃音意識を否定しないで、良い話し方感覚を身につけていくことが重要だと感じました。

今はとても仕事が楽しく、話し方が改善された(これからももっと改善していくだろう)ことで、今後のキャリアの幅が広がったことを嬉しく思います。何事にも積極的な自分でありたいと思います。

※ ひ と こ と :
多くの方々が吃音意識があることが悪いと考え、否定し、取り除こうとします。すればするほどこだわりが深まり、意識が助長されます。
Aさんが、“吃音意識を否定しないで、良い話し方感覚を見につけていくことが重要だ”と捉えるようになったのは、とても大きな発見です。

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