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吃音改善 体験談(40歳~49歳)(P.7) 話し方の自信、悩みの解消、他

 今ではどもる不安が軽くなっています。

Tさん(東京都在住 47歳 会社員 男性)

  

私は電話が苦手です。以前からどもる不安があり、特に最近、電話をかける時に自分の名前がなかなか出てこなくて大変恥ずかしい思いをし、トライアルレッスンを申し込みました。

半年が経ち、お蔭様で今ではどもる不安が軽くなっています。今までの悩み、焦りが過去のものとなっていることがわかります。私がレッスンで学んだことには、技術的なことと精神的なことの二つがあります。

技術的なことに関しては、とにかくゆっくり話すこと、特に出だしを伸ばし気味にすることです。今まで私はどもりをなくすため、早口言葉などを使い早くしゃべる練習などをしていましたから、まったく逆のことをしていたわけです。むしろ、普段からゆっくり話す習慣が大事だということが分かり、目からうろこの思いでした。

また、精神的なことに関してレッスンで自信を与えられています。完璧主義は捨てること、少し緊張する場面で場数を踏んでみてください、とのアドバイスをいただき、実践するようにしています。今は電話をかける回数を少しずつ多くしていくよう努めています。

私の吃音は精神的なものが大きいことが分かっています。たぶん、自分の性格は直らないものかと思いますが、レッスンを通して、吃音意識を緩和していくことはできるような気がしています。成功体験が大事なのかなあと思います。多少の失敗を失敗と思わず、場数を踏んでいくことで、大失敗をしなくなっていくものかなと思います。スポーツと同じで、負荷を少しずつ高めていくことが、緊張感の克服にも必要なのだと思います。

今は、3週に1度のレッスン間隔ですが、これからも江田先生と多少の緊張感のある関係を維持し、いつも新鮮な気持ちでレッスンに臨めたらと思っています。

レッスンは、楽しみながら学べるものとなっています。レッスンで使われる教材「こころのおしゃれの三か条」はとてもよいお話で、自分にはぴったりだと思いました。また、よい話し方の例として、タレントさんを引用されることもあり、飽きさせない工夫をされているのに感心します。

※ ひ と こ と :
話し方の改善のためには、技術的なことと精神的なサポートの両方がともに必要だと思います。実際に私が辿ってきた道をお分かちして、改善の方向性を実感していただけることは大きな喜びです。



 自分の可能性を信じて。

Mさん(福岡県在住 43歳 会社員 主婦)

私が吃音を意識したのは小学校4年の時でした。朗読をしてくれる人は起立してと言われ、読もうと思ったのですが声が出ず、先生が皆の前で私の事を慰めてくれたのでしょうか・・・、そのような事を記憶しています。それ以前の私も吃音の要素を持っていたのかもしれませんが、それ以降、吃音の意識が深くなっていったことは言うまでもありません。

学生時代は、人前で話すことが常に恐怖でした。皆さんの体験談に共感するばかりです。経験した事のない人には理解できない気持ちだと思います。

社会人になってからは製造の仕事に従事し、人前で話すことからずっと逃げてきました。性格はわりと社交的なので雑談は多いのですが、言葉が出ないときは言い換えたり、忘れたふりをして変に思われないよう努力していました。今思えば無駄な事でした・・・。
一生逃げて過ごせばなんとかなると自分の中で思っていた反面、心の中は自己嫌悪のかたまりでした。

人生の半分を迎えた私は、一大決心をしました。それは、今まで自分の可能性に蓋(ふた)をしてきた自分にさよならをすることです。 

その第一歩としてさわやかカウンセリングを受講する勇気を持ちました。そしてこの事で今少しずつ前向きになってきた自分を感じています。

自分の5年後10年後がより自分の目指す人生を送れることが出来るようになりたいです。講演会の講師になって、大勢の前でスピーチが出来たら最高です。

自分の夢が実現できるよう頑張りたいと思います。

※ ひ と こ と:
小さい時から杭(くい)につながれて育った象は、大きくなっても杭につながれたままです。杭を抜く力はもう充分あるのですが、今まで引っ張ってできなかったので不可能の蓋(ふた)に閉じこめられたままです。
過去にさかのぼる話すことの苦手意識、恐怖感は、自分は人前で話すことができないと思い込ませてしまうものです。
今まで自分の可能性に蓋(ふた)をしてきた自分にさよなるをすること」は意義ある意識転換です。



 吃音と上手く付き合う。

Mさん(神奈川県在住 46歳 会計事務所経営 男性)

私は子供の頃、内弁慶で、今思うと赤面しそうなくらい身勝手で自意識過剰でした。思い通りにならないことがあると癇癪(かんしゃく)を起こして母を困らせていたようです。記憶をたどれば、小学校に上がる前に、母に矯正の会のようなところに連れて行かれたような記憶もかすかにあります。

はっきり自分がどもりだと自覚したのは、授業の朗読や学芸会のときに、周りの友達とちがって言葉が自由にならず、とても恥ずかしく思った小学校高学年の頃でした。おそらく、家庭環境などの要因によるのだと思いますが、人の目を気にする意識が過剰だったのかもしれません。

そして、過剰な自意識と吃音の自覚が、発語恐怖となって条件反射として身体に定着してしまったようです。

自分が吃音だと思うようになってから、もう40年近く経ちました。どもることで、今までの人生も大きく影響を受けたと思います。

中学校、高校、大学に進み、社会に出てからも、何度となく、電話や発表、自己紹介などの場面で恥をかいてきました。そのたびに克服しようと思い、自律訓練法、催眠療法、話し方教室、発声トレーニングなど「赤面、どもり改善」の広告を頼りにいくつも試してみましたが、結局、話すことの安定感、安心感を得ることができませんでした。そのたびに吃音さえなければ違った人生を歩めたのに、と悩み続けていました。

仕事柄、どうしても人前で話さざるをえず、そのたびに油汗をかくような苦しい思いを体験してきました。話そうとすると息が止まってしまい、にっちもさっちも行かなくなってしまうのです。

悩み続け、何とか解決の糸口を探そうとホームページを検索しているうちに、ふと目に留まったのが「さわやかカウンセリング」でした。江田先生の書かれた説明はわかりやすく、とてもよく理解できました。伺えば先生も吃音だったとのこと。吃音の苦しさは経験した人でなければ分からないと思いますが、直感的に藁をもすがるつもりで、電話カウンセリングを受けてみようと思いました。

電話は私にとって、もっとも苦手なシチュエーションのひとつ。この苦手なものを克服できれば、あとは何とかなるかもしれないと思いました。そして、カウンセリングを受けているうちに、呼吸習慣や発声方法が根本的に間違っていたことに気づきました。そして、緊張して呼吸が止まり、発声困難になってしまうという悪循環を断ち切れば、自ずとどもりは解消できるはず、と確信を深めました。

電話でのレッスンは、私にとって場慣れと発声練習のためにとても有効です。毎月数回、レッスンをするうちに、どもりを直そうと力むのではなく、むしろうまく付き合っていくことの方が大切で、また、現実的、実践的であることが分かりました。

最近では、自分の感情をそのまま受け入れることで、対人恐怖も和らいできたように感じます。しゃべりにくい状態で、いかに楽に話し始めるかなどのテクニックも教えていただき、昔に比べて、どもることにさほど恐怖感を感じなくなってきたように思います。

レッスンを受け始めて7ヶ月ばかりですが、最近、少しずつ自分の思う言い方で話せるようになったのではないかと実感しています。何十年間も引きずってきた吃音感覚を短期間で直すことはできないという事実を素直に受け入れようと思います。きっと、徐々に正しい呼吸と発声を自分のものにしていくことと、場数を積極的に踏むことで、自然と詰まる感覚は解消していくのだろうと思います。スポーツのように日々の研鑽(けんさん)がいい結果をもたらすのだと思いますので、気長に吃音と上手に付き合っていくつもりです。

※ ひ と こ と:
会計士であるMさんは、財務関係のセミナーで大勢の人々の前で話をする機会が多くおありとのことです。大変聞きやすい柔らかな口調ですので吃音に苦労してこられたとは誰も思えません。
すでに一般の人以上に上手くお話しをなさるMさん。過去のトラウマ(心の傷)から浮き出てくるあらゆる感情をそのまま受け入れて、調整習慣を維持し、これからもスピーチの場数を多く踏んでいってください。その中で話すことの自信が更に深まっていくことと思います。



  

 話す自信を更につけていきたいと思います。

Nさん(和歌山県在住 44歳 自営業 男性)

私は小学校3、4年生の頃からどもるようになったと思います。自分の話し方をとても気にするようになった時期です。

小学校2年生の頃、どもりは早口言葉を言えば治ると友達に言われました。その頃は何のことを言っているのか、わかりませんでしたが、自分の話し方を気にするようになった頃から、言葉が出にくくなりました。

友達や他の人達から体のことでいやなことを言われ、そのことで自分に自信がなくなり自意識が入ってきて、それがどもり意識につながっていったと思います。

何も話をしていなくても、落ち込んでしまうことがありました。また、人の話を聞いているだけで、自分と比べて落ち込んでしまうという有様です。

催眠療法も受けてみましたが、効果があったかどうか、わかりません。

このままではいけないと思い、「さわやかカウンセリング」と出会い、自分と同じような悩みをもっている人達がたくさんいることも知りました。けれど、内気で引っ込み思案な私は、すぐには申し込みができませんでした。

実際にレッスンを受けてみて、落ち込みを少なくすることや、吃音についての考え方など、いろいろと教えられることが多くあります。話すことの自信を更につけていきたいと思います。

※ ひ と こ と:
Iさんは建具店を営んでおられ、職人としての落ち着いた味のある話し方をなさいます。訥弁(とつべん)ではありますが、「堅実で確かな仕事をする人」との印象を与える話し方です。この良き持ち味を活かしつつ、確実な発語感覚をこれからも養ってください。




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