ホーム  体験談 > 余裕ある話し方の体験談

吃音克服体験談(18歳~25歳)(P.3)余裕ある話し方 他

 得るものがたくさんあってとても勉強になっています。

Aさん(北海道 札幌市在住 大学1年 女性)

私は今19歳ですが、今までは言葉がつっかかってしまう事をあまり気にせずに生活してきました。
しかし昨年、初めて接客のアルバイトをした時に、上手く言葉がでてこなく、変だなと思ったのがきっかけで、自分の吃音について考え始めました。

インターネットで「さわやかカウンセリング」を知り、レッスンを始めました。毎日バイトに行くのが辛く思う日々にレッスンを受けていたのですが、先生が相談にのってくださり、とりあえず辞める決心がつきました。そして、吃音から逃げずに腰を据えてしっかり向き合っていこうと思いました。

レッスンでは、苦手な言葉に対して、どういう感覚で発音してみると良いか、言いやすい感覚などを教えてもらっています。吃音とはあまり関係ないかもしれませんが、レッスンでいつもテキストを読んでいると、日常で敬語が自然と出てきて、一般常識・マナーなども自然に覚えられるので、得るものがたくさんあってとても勉強になっています。

大学の授業では、皆の前で発言するという機会はまだあまりありませんが、先日、書かれてあるものを読むという事がありました。緊張はしましたが、レッスンでもいつもやっているし…という様に思えるようになり、気持がすごく楽になりました。

誰かと喋る時、言葉がうまくでてこないという事はあまりありませんが、不意につっかかってしまう時には、レッスンでやった感覚を意識して調整してできているような気がします。

これから学年が上がっていくにつれて、教育実習や皆の前で発表しなければならない事たくさんあると思います。そのような場面で、緊張して言葉が出てこない事があるかもしれないし、普段話している時も、上手く言葉が出てこない事ももちろんあると思います。
吃音を直そうと構えるのではなく、安定した言い方を育てながら、接客などいろんな事を挑戦していきたいと思っています。

毎回レッスンの終わりに江田先生が「話すことに神経質にならないでください」とおっしゃっていますが、上手く話さなければと神経質にならず、良い言い方感覚が身につくように、これからも焦らず頑張っていこうと思います。

※ ひ と こ と :
アルバイトの接客で上手く言えなくなったことはAさんにとって大きな挫折だったと思いますが、このことを通して、自分の話し方を向上させていくきっかけになったとも言えます。19歳の時に自分の話し方に自信をつけていけば、残り5倍(?)の人生、一生涯の得だと思います。

 レッスンを始める前と比べると雲泥の差の感があります。

Kさん(富山県在住 21歳 大学生 男性)

電話でのレッスンを始めて5カ月になります。全くどもらなくなったという訳ではありませんが、レッスンを始める前と比べると雲泥の差の感があります。

以前は人と話すことで楽しいと感じることはあまり多くなかったのですが、今は人と普通に会話が出来ていることで毎日が非常に充実していると感じています。
今までより、気持ち的にも余裕を持つことができ、積極的に飲み会やバイトにも参加することが出来るようになり、前の生活とは180°変わったと言うと大げさかもしれませんが、実際、それぐらい変わりました。

実は、このレッスンを始める前に、ネットで探して購入した吃音教材を自分でしていた時期がありました。しかし全くといってもよいほど効果はありませんでした。やっぱり治らないのかな思っていたときに、「さわやかカウンセリング」のレッスン内容を見ました。

「さわやかカウンセリング」では私の今までネットでみていたサイトとは決定的に違っていることがありました。それは対人でレッスンをするということです。今までは自分一人でやるという方法でした。ですから、これは期待が持てると思い、受講の申し込みをしました。

そしてレッスンを始めると、始める前に思っていたことや、今まで自分がしてきたことが全く間違っていたことに気付きました。

「直そう」と意気込んで構えるのではなく、気楽に毎日の会話をすればいい・・・。」この言葉を聞いて最初はどうしても意識してしまうから無理だろうと思っていました。しかし今はその意味もわかってきて、本当に余裕のある気持ちで日々を過ごしています。

※ ひ と こ と :
どもらないように話すにはどう言ったら良いか・・・という意識に立ちますと、ますます自然な発語感覚から遠のいて神経質になってしまいます。これでは良い話し方感覚が育ちません。
あくまで安定した発語感覚を「育てる」意識に立って実践していくことです。これがKさんが今、実感として捉えていることだと思います。

 このレッスンを受ける前と今。

Nさん(東大阪市在住 20歳 専門学校 学生 女性)

私は動物関係の専門学校に通っています。物心ついた頃から吃音には悩んでいましたが、そのことに向き合えなくてずっと逃げている状態でした。特に電話で喋ることが苦手なので極力自分では電話をしないようにしていました。

専門学校に入ってから付き合っている人がいたのですが、私が就職の事で悩んでいる時にその人から「そんな喋る時にどもってたら就職出来へんで」と言われてすごく傷ついたことがありました。その人とは今は別れましたが、このことをきっかけに真剣にどもりを治そうと思いました。

そしてインターネットでどもりのことについて検索していたら、このさわやかカウンセリングに出会いました。でも最初の一ヶ月ぐらいはこのホームページを見ているだけでした。それから母と話す機会があり、今まで誰にもどもりのことで真剣に話したことはなかったんですけど話してみました。すると母は私がずっとどもりで悩んでいたことに気づいてくれていたみたいでした。それでこのホームページのことを話したら「頑張ってみたら?」と言ってくれたので受講することに決めました。

最初はすごく緊張しましたが先生の声がとても優しく話しやすくて良かったです。先生にはこうやって話すと話しやすいとかいろいろなことをアドバイスしてもらったり、どもりを治そうとするのではなく、安定した話し方感覚を育てていくとらえ方が大切ということを教わりました。

12回受講した今、まだまだ人との会話の中でどもることはあります。でも先生と出会えてから、どうしたら話しやすくなるかなとか考えながら話すようになりました。そのおかげで以前に比べるとどもる回数も少なくなったと自分でも思えるのが嬉しいです。これからも先生にはお世話になりたいと思っています。

※江田よりのコメント:
「吃音を治そうとするのではなく、安定した話し方感覚を育てていく」姿勢を持っていると、より良いものを生みだし育てていこうとする肯定的な生き方となります。これからもさまざまなお話し場面を踏んでいってください。

 延ばす感じを意識した話し方などで話しやすくなるということを学びました。

Bさん(兵庫県在住 19歳 大学生 女性)

私が話し方に違和感を感じたのは小学校高学年になった頃でした。(「吃音に至る過程」参照)
最初の頃は吃音という言葉も知らないし、話しづらい日があったりなかったりしたのであまり気にしていませんでした。しかし中学校に入り、小学校の時よりも皆の前で朗読をしたり発表したりする機会が増え、いつの間にか毎日のように声が出なくなったり、あ、あ、あ、と最初の言葉を何度も言ったりするようになりました。その度に周りから笑われ友達にもからかわれました。

それからどもってしまうという実感がわき、恥ずかしいと思うようになりました。人と接することが多い学校がとても苦痛でした。家族にも相談できず、どうして自分だけがこんな変なしゃべり方なんだろうと毎日のように自分を責めていましたが、そうしていることにも限界がきて家族に相談することにしました。母は受け止めてくれ、催眠療法や心療内科など色んなことをしてくれました。しかしそれをしてもまったく話し方は変わらずもう治らないんだとあきらめていました。

しばらくして母が、さわやかカウンセリングというホームページを見つけてくれました。ホームページを見てみると私と同じような思いをした人が何人もいて、それだけでも心強くなりました。そして私もレッスンをしたいと思いこのレッスンを始めました。

最初のレッスンはとても緊張しましたが江田先生の声はとても柔らかくゆっくり話してくれてすごく安心できました。私は今まで吃音は治すものだと思っていましたが、伸ばす感じを意識した話し方などで話しやすくなるということを学びました。

レッスンを受けていくたびに、どこをどういうふうにすれば話しやすいかということを考えられるようになり、改善しようという意志をもつことができました。今でもまだ言葉につまったり話しにくかったりすることがありますが、話すことに対して自信がつくようになりました。

レッスンでのアドバイスを実戦するということを怖がらず、吃音克服のために自分から飛び込んでいくようにしたいと思います。

※江田よりのコメント:
Bさんは2年間コツコツレッスンを続けてこられました。「実践するということを怖がらず、自分から飛び込んでいくようにしたいと思います」と心強められている今の気持ちを伺い、嬉しいです。