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吃音改善 体験談(18歳~25歳)(P.12)正しい話し方を身につける、他

 しゃべりが前より改善され、気持ちに余裕がでてきました。

Aさん(愛知県在住 25歳 会社員 男性)

私の吃音のはじまりは小学校低学年からでした。そのころはあまり意識していなかったように思いますが、高学年になるにつれ意識し始めるようになりました。学校の本読みのときはいつも緊張して言葉が出てこなくなり、その場から逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

小学校5年生のとき、担任の先生が私の吃音についてクラスメイトに説明してくれたことによって少し気が楽になり、私のことを笑う人はほとんどいなくなりました。吃音が原因でいじめられたという事は全くありませんでしたし、今まで周りの人が私の話し方についてとやかく私に言ってきたのはほとんどと言っていいほどありませんでした。友達ができないということもなく、明るい性格からか他の人とも気軽に付き合っていました。

しかし自分の話し方についてはかなり悩んでいて、吃音の原因はなんだろうなどとも考えていました。周りはそのことについて意識していなかったのかも知れませんが、深い悩みでした。

私が「さわやかカウンセリング」をホームページで見つけたのは1年くらい前です。カウンセリングを受けようかと1ヶ月以上迷いましたが、逃げても何も変わらないと思い、レッスンをすることにしました。

また、レッスンをすることに決めた大きな理由の一つは、先生が吃音を経験しているということでした。初めのレッスンはとても緊張していましたが、先生が優しくすぐに緊張がとけていきました。

レッスンを受けたことによって気持ちの面でかなりの効果がありました。そしてしゃべりが前より改善されたように思います。そのため気持ちに余裕がでてきました。
これからもレッスンを続けて自分なりの調節方法を身につけていきたいと思います。

※ ひ と こ と :
Aさんはアルバイトで得たお金をレッスン料に充てています。学生として経済的に決して楽とはいえない環境かと思いますが、学び取っていこうという姿勢は後になって何倍もの報いを得る筈です。若いときに良い話し方の調節習慣を身につけていくことは一生涯に渡って影響するものです。

 正しい習慣を身につければ改善されるのだということを感じることができました。

Sさん(福井県在住 23歳 大学生 男性)

私が吃音を意識し始めたのは小学校に入学した頃からです。両親も気づいていたみたいで、その頃から週に1回ことばの教室という所に通い始めました。そこでは単語を読んだり、呼吸法みたいなものをしました。しかし、改善は見られず国語の朗読や劇の発表会では嫌な思いをしてきました。

そんなこんなで大学に入って、就職の面接のことを考えるようになり、吃音についてネットを見ているときにこのさわやかカウンセリングと出会いました。初めはとりあえずメールを送ってみようと思い、送るとすぐ親切に返信していただき、受講する決意をしました。

初めのレッスンの日、かなり緊張しながら電話をしましたが、話をしていると江田先生も以前はどもっていたというのを聞いて、とても安心できました。それから10ヶ月近く月2回程度のペースで受講してきました。

私は、どもる度合いがひどいほうだったのですが、先生のアドバイスのとうりに続けていった結果、最近自分でも楽に話せているような気がします。

レッスンを受ける前は、吃音なんて絶対に治らないからどうしようもないものだと思い込んで諦めていました。しかし、正しい習慣を身につければ改善されるのだということをレッスンを始めて半年位してから感じることができました。この発見は私にとってとても大きなことであり、喜びでもあります。

また、このレッスンを通じて、私にとって吃音というものは病気でもなんでもなく悪い息継ぎ習慣ということも知ることができました。つまりその長年の悪癖を直すことこそが、最大の課題ということです。そのためには自分自身強い意識を持って息継ぎ習慣の改善を行うことが重要であると感じました。

これから就職活動の時期です。面接で緊張するなというのは無理なことでしょうが、レッスンでの良い発語感覚を発揮できればと考えています。  

※ ひ と こ と :
諦(あきら)めの世界から、方向性を見出してコツコツ実践を重ねていく世界への移行は、天動説から地動説への意識変換に匹敵するものです。
「この発見は私にとってとても大きなことであり、喜びでもあります。」というSさんの喜びは、Sさんだけではなく誰もが味わえる喜びであることと信じています。

 自分で納得のいくコントロールができるように実践を積んでいきたいと思っています。

Uさん(宮城県在住 19歳 専門学校生 女性)

私がどもることを気にし始めたのは専門学校の卒業後の就職を意識し始めた頃です。それまでは言葉が出ないということはなく、「ちょっとどもるなぁ」とか「言いづらいなぁ」と感じる程度で、そんなに深くは気にしてなかったように思います。ただ昔から早口でした。

将来の自分や就職の面接のことなどを考えると、うまく話せていない自分を想像してしまって不安に感じていました。一人でいるとどうも考えてしまい、自己嫌悪におちいっていました。

そんな中、アルバイトを始めることになり、初めて本格的な接客業をやることになりました。接客業ともなると話さなければならない言葉が出てきます。その中には苦手意識のある言葉もありました。

前から気になっていたさわやかカウンセリングの電話でのカウンセリングのことを、思い切って母に話しました。それまでは吃音のことを一人で悩んでいました。カウンセリングの事を話すと母は「やってみたら」と言ってくれました。

早速申し込んで一回目のカウンセリングが始まりました。電話をする前は緊張していましたが江田先生本人も吃音経験者ということあり、親近感をもってカウンセリングを受けることが出来ました。

まだ言いづらい言葉・つまってしまう言葉などがありますが、話し方をコントロールすることなど、アドバイスいただいた事を日常の会話で活かしていって、自分の納得のいく話し方・コントロールができるように実践を積んでいきたいと思っています。

※ ひ と こ と :
学生から社会人として仕事に就くことは人生の中で大きな節目です。職場では他者とのコミュニケーションが要求されますので、大変緊張するものです。けれどこのハードルはコミュニケーション、自己表現の幅を広げて成長していくチャンスともいえます。

 意識や見方を変えることにより、良くも悪くも変えられるということに気づきました。

Eさん(神奈川県在住 19歳 大学生 男性)

高校の時、私と同じクラスに酷くどもる人がいて、授業で当てられた時は必ずどもっていました。私もかわいそうだなと心から思いました。

ある授業で、彼が当てられて答えようとした時に、「うぅ~ん!」と、うなり声を上げたことがあり、クラスのひとりが「何だぁ!今のは!」と言ったら、教室中で笑いが起こりました。私も不本意ながら周りにつられて笑ってしまいました。

考えてみれば私は授業中に実際にどもったことは一度もないのですが、もともと緊張症で、クラスにそんな人がいたことから、もし自分もあのようになったらどうしようと考えて不安が募るばかりでした。

私は早口なので言葉がからまりやすく、だんだんどもり意識が浮上してきました。何しろ私の緊張症は自分でも頭がクラクラする程です。教室にいても、自分が当たる番になると、意識がなくなって倒れてしまうのではないかと思いました。今ではもうないのですが、数年前は授業中、体が熱くなり胃に流れる血液の音が体からドクンドクンと聞こえてきて、手に握っていたシャープペンに消しゴムのカスが汗でべったり貼りついていました。

何よりも学校の授業が怖くなり、何とかしたいと思い、電話でのレッスンを受けることにしました。

レッスンで学んだことは、言葉がからまったり正しく発語できないのは、今までの話し方習慣が間違っているからであり、正しい発語習慣を身につけていけば改善されていくということです。

レッスンを受け始めてからは朗読練習を毎日続けています。最近では早口だった会話もゆっくりペースを心がけるようになってきました。そして、レッスンを受ける前と違い、病院の予約やピザの注文など、さしてためらうことなくやっていることに気づきました。

正しい話し方と方向性がわかってくるに伴なって、気持ちの面でも以前のような圧迫感は薄らいできました。
どんな事でも意識や見方を変えることにより、すべて良くも悪くも変えられるということに気づいたことが、レッスンを受けて一番良かったことです。

今の私の課題は、早口ペースのスピード調整の習慣作りです。これからも改善に向けて進んでいきたいと思います。

※ ひ と こ と :
「どんな事でも意識や見方を変えることにより、すべて良くも悪くも変えられる」と心から思えるなら、Eさんは19歳にして改善のマスター・キーを手に入れたと言えると思います。



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