カウンセリングと話し方レッスンを同時に行うどもり改善のためのスカイプ・電話スピーチレッスン トライアルレッスン料金と通常レッスン料金

吃音の方のために安定した話し方習慣に貢献

どもりの健全な捉え方とどもりとの共生を提唱し、安定した話し方習慣を実際的・具体的に共有。

さわやかカウンセリングは、“吃音(どもり)の健全な受け止め方”と、“安定した話し方習慣の普及”に貢献していきます。

この理念に則り、電話でのカウンセリング&レッスンをとおして、吃音改善のための安定した話し方習慣を共有していきます。

学校・職場・社会でそれぞれのライフ・ステージのニーズに合うスピーチ力を高めていくこと。これがレッスンの目的です。

         I  N  D  E  X 
         
   吃音(どもり)とは
   発語予期不安について。
   吃音と「滑舌が悪い」こととは別です。
   緊張するからどもるという訳ではありません。
   ひとりだけでも吃音が出ることがあります。
  チェックリスト
 吃音の原因
子供の話し方の改善について
吃音(どもり)に至る過程(幼児期・子どもからの場合)
吃音改善の理解のために 
改善への方向性が必要です。
  自分で出来る練習法
どもり改善につながる4っのこと
  1.吃音意識を否定しない。
  2.約立つものは上手く採り入れてみましょう。
  3.「正しい息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」感覚
  4.話し方に神経質にならないように。
  ワンポイント・アドバイス
  体 験 談(年齢別)
  このような方におすすめです。
ご 挨 拶





吃音(どもり)とは



   

 発語予期不安について。



スピーチをする男性


人前でスピーチをする場合を例にしましょう。誰でも大勢の前でスピーチをするときは緊張するものですが、吃音をもつ人とそうでない人では緊張する意識先か異なります。大方の人々は聴衆に上手く伝わるだろうかとか、声が震えないか・・・など人前で話す場面での一般的な緊張ですが、吃音意識がありますと、ある特定の単語が言えないのではないかとかの発語予期不安に悩まされます。

朗読をするにしても、事前によく練習をすれば上手く読めると一般に考えるものですが、吃音(意識)があると練習してもなかなか上手くいかず、すればする程、特定のことばの苦手意識が増幅されることがあります。

心の動きは妙なもので、予め「言えそうだ」と思うと、言えることが多く、反対に「これは言えない」と思うと、案の定、難しくなります。話す前から「言える」「言えない」の暗示を自分でかけているようなものです。




   

 吃音と「滑舌が悪い」こととは別です。



悩む男性

話し方が不明瞭であったり、早口で舌が絡まる話し方を「滑舌が悪い」という表現を使いますが、これは吃音(どもり)とは区別されます。「滑舌が悪い」とは単にことばが引っかかる、絡まることであって、心の領域にまで及んでいないものです。

吃音の特徴としては・・・

  1.      母音(あいうえお)あるいは「か行」の発音など、本人にとって発語の不得手な音がある。
         言う前から“言える言葉”“言えない言葉”の区別がある。発語予期不安がある。
         出だしの音がなかなかでない(難発)、音を繰り返したり(連発)あるいは音を不自然に伸ばすようにして話す(伸発)。
         ことばが出にくくなると足を床にトンと踏む、手を振るなど、瞬間的に体の一部を動かしたり、力みを入れたりする。(随伴行動)
         話している途中で小刻みに息を吸い込んで、不自然な息継ぎをしている。(息継ぎの乱れ)
         発音しにくいことばがあると、別の言いやすいことばに換えて言う。(言い換え)



       

     緊張するからどもるという訳ではありません。


    滑舌が悪いと悩む男性

    緊張するからどもる、緊張感を弱めればどもらないと思う方がおられますが、緊張していなくても言葉が詰まるものです。日常、詰まった不自然な話し方を多く出していますと、その発語感覚が身についてしまい、常習化しています。家族などとの打ち解けた場でもどもります。

    職場などでの強いストレス、緊張感を緩和するために必要な期間、催眠療法や心療内科などでの処方を受けることはそれなりの効果があるかと思いますが、安定した発語感覚を意識化して育てていくことが大切だと思います。





       

     ひとりだけでもどもることがあります。




  1. 言葉がつまる男性


    何度もひっかかりを経験していますと、言う前に「言い難いことば(音)が近づいてきたぞ。言えるのか?」という信号が、言おうとする自分に送られます。心の中に絶えず自分の話し方をチェックする“試験官”がいるようなものです。“試験官”の立てたハードルをいかに飛び越えていくかの心の内面の葛藤です。

    このチェック意識が深まると、日常会話で発語を一語一語チェックするようになり、自然な発語の流れが寸断され、歪められた発語感覚が定着していきます。

    更に、他人のいない自分ひとりだけでの朗読でもことばが詰まる場合もあります。これは日常繰り返されるどもる発語感覚と、発語をチェックする意識の両方が作動して、発語を止めてしまう状態と言えます。




     

    “チェックリスト”



    今のご自分 にあてはまるものにチェック()をいれて、合計点を出してみましょう。吃音のおよその程度が判ります。


       自分の名前を言う時、言いづらさを感じる時があるが、実際に詰まることは殆どない。   1  点
       言いにくいことばを他のことばに言い換えて話すことが多い。  点
     早口のため、日常会話で聞き返されることがある。自分で不安定な話し方だと感じる。  1  点
       言いにくい名前、社名があり、言う時、詰まることが多々ある。  2  点
       「ありがとうございます」などの決まったフレーズが、場面によって言いづらく感じる時があるが、実際には詰まることはない。   1  点
       日常、吃音を出して話しているが、自分としては特に気にしていない。 10  点
       「ありがとうございます」「お世話になっております」などの決まりフレーズが場面によって言いづらく、詰まることがある。  点
       母音など、特定の言いにくい音がある。  点
       他の人がいない独りだけでの朗読でも、詰まることがある。 20  点
       スピーチなどで、言いにくい一語を言ってしまえば気が楽になって、後のことばに詰まることはない。  2  点
       職場での電話応対で、名前、社名、挨拶言葉がよく詰まる。  点
       人と話すことは好きだが、話すことそのものが疲れる。  1  点
        会話では詰まることがあるが、朗読(資料の読み上げなど)では詰まることはない。  点
        相手に聞き返されたときは、必ず詰まってしまう。  点
       合 計     
 
  
 ■ 1~2点まで  ごく軽い詰まり感。吃音意識があるかないかの軽い段階。
 ■ 3~5点まで  軽度。言いにくさを感じるものの、仕事や社会生活は支障なくやっていける。
 ■ 6~9点まで  スピーチなど、改まった場で正確に話すことがハードルとなる。
 ■ 10点以上  吃音が定着している。

※ 詳しくは「診断チェックリスト」をお使いください。



 

吃音の原因




原因は何か


吃音の原因を特定しようとするのは難しいです。ただ“引き金”“要因となるものはあるかと思います。幼児期・子どもの吃音のきっかけになり得るいくつかを挙げますと・・・

  驚いた時などにうまく言葉が出せなかったことが記憶に残り、話すことへの恐怖心を持つようになってしまった。
どもって話す子の言い方をふざけて真似していたら、詰まる感覚を覚えてしまった。
  転校などの環境の変化。
  親の不和などによる家庭内のストレス。
  家族が極端な早口、または吃音である。
  厳しいしつけ、親、教師などからの(吃音のことではなくても)叱責を受けた。
  吃音を笑われたこと、また大人(親、教師など)からの話し方の細かな忠言があった。
  左利きを無理に右利きに変えようとするような精神的ストレス。

・・・など、さまざまです。これらがあると吃音になるということではありません。あくまで要因としての材料にすぎません。

幼児期、子供(小学生)のときには全く吃音がなく、10代後半からどもり意識を持つ場合もありますが、引き金となる事柄は幼児期のそれと共通です。

成人してから吃音を持つ方は、職場での電話応対の指摘、朝礼で不意にことばが詰まってしまったこと、「ありがとうございました」など決まったフレーズで一度どもってしまったことなど、言葉が詰まった出来事がどもる意識を持つ引き金となるようです。




 

子どもの吃音の改善について




男子の子ども



上記「吃音の原因」の項目で子どもの吃音を助長する事柄を述べましたが、今すでにどもって話しているお子さんの対応としては、話し方を矯正しようとするのではなく、吃音の要因の項目で挙げた環境に該当するところがあったら、それを少しでも取り除いていくことをお勧めします。

具体例として・・・

  転校した場合、環境の変化によるストレスは話し方に影響を出すものです。できるだけ新しい環境からくるストレスを軽くしてあげる。
どもって話していても、指摘しない。せいぜい「ゆっくり話そうね」程度の言葉がけ。
  親が早口でなく、緩やかなスピードで話しかける。
  家庭内のトラブル・不和があれば努力して軽くしていく。
   親のイライラ、不安が伝わらないようにする。
  放課後の学習塾、習い事のハードなスケジュールの緩和。(適度なスポーツはストレス緩和に役立つ)
  学校の担任に事情を話し、吃音の理解を持ってもらう。
  どもりであっても、決して能力が劣っているのではないことを励ましてあげる。
  左利きを無理に右利きに変えようとするような精神的ストレスをかけない。



これらのことを実行することは、親として決して容易ではありませんが、心がけていただきたいです。要は、子どもに過剰なストレスをかけない、不安を軽くしてあげることです。

小学生高学年ごろになって、親に悩みを話したり、自ら話し方(どもり)を改善していきたいと願うようになったら、改善の具体的な行動がとれる時です。電話レッスンを受講することをお勧めします。
学校生活で話すことの良い経験を持って、自信をつけていかれることでしょう。





  1.  

    吃音に至る過程
    (幼児期・子どもからの場合)



  2.    

     もともと話をすることは難しいことではありません。



    おしゃべりな赤ちゃん 


    赤ちゃんが声を出して泣き、初めてのことばを出す。だんだんとことば数が増えてくる・・・自然な成長過程です。幼児は耳で聞いたことばをそのまま自分の口に出します。身体上の特別な欠陥がない限り、またインドで狼に育てられた少女アマラとカマラのような特別な環境でない限り、誰でもことばを覚えて話をします。

    そもそも話すという行為は、歩いたり走ったりするのと同じ様に、言い方をひとつひとつを意識することなく、覚えた言葉でそのまま口に出すものです。幼児期は自分の憶えたことばを何の気兼ねもなくそのまま発していける環境なので、「うまうま」「ワンワン」「これほしい」など、何でもことばに出しますし、お母さんも周りの人たちも皆かわいいと喜んでくれます。すべてが受容される世界です。赤ちゃんにとって声を出して話をすることは心地よいものなのです。


       

     成長とともに周囲から話し方の要求が加わってきます。




    話す経験


    しかし、幼児から子ども(小学生低学年)と年齢が増すにつれて、話すことへの社会的要求が課せられてきます。「こんな言い方じゃダメだよ」「もっとはっきり話しなさい」とか、その場にそぐわない表現であれば注意を受けたりなど、さまざまな制約がでてきます。自分の話し方の周囲の反応など、話すことで目に見えない「かせ」をはめられている気持になり、話し方がおかしいと自分を否定されるような不安を感じることもあります。



       

     吃音意識を持つようになるのは小学生ごろから。

    小学生の男子


    吃音の特徴としては、「ぼ・ぼ・ぼ・僕はね・・」などの“連発”。「そ~れでね」「た~かし君がね」など不自然に長く伸ばす“伸発”。出だしの音が出ず、息んだままブロックしてしまう“難発”。手や足を動かして、体の動きをつけて話す“随伴行動”などがあります。また、言いにくいことばを他のことばに言い換えて言うことが多くなったりします。

    幼児期(子供)はことばの発達段階ですので、どもって話していても大方は成長とともに消えていくものです。けれど、そのまま引きずって定着することもあります。

    また子どものどもりの多くは「仮性の吃音」で、どもる意識が根付いてない状態です。子どもは自意識(他人が自分の話し方をどう思うのかという意識)が浅いので自分の発語をチェックする意識は弱く、心の領域にまでは及んでいません。

    小学生高学年ごろになると他人(友達)と違って変な話し方なのかなと自分で思うようにもなります。この辺りから大人と同じ吃音意識が芽生えてきます。



       

     吃音の固定化


    固定化


    詰まりながら話していると、社会生活(学校)で支障が出てきます。

    個人の性格やストレスの度合いにもよりますが、どもったことで笑われたとか先生に訂正されたとか、本人にとって上手く言えなかったという失敗経験が重なりますと、どもり意識の固定化につながっていきます。




       

     大人になってから発症するケースもあります。


    電話をする女子社員


    それではすべて子どもの時期から端を発するのかと言いますと、そうでない場合も多くあります。

    ■学生時代にアルバイト先で「ありがとうございました」が詰まってしまって上手く言えないことがあった・・・そして就職して電話応対で社名、名前で詰まるようになり、言えるかどうかの意識が強く入るようになってしまった。

    ■ストレスの多い部署に配置転換になったら、どもることを意識するようになり詰まりだした。

    ■静かなオフィスで自分の電話の声が周囲に聞かれているのが気になってから、言葉が詰まるようになった。

  3. など。


    日常会話ではよどみなく話している人でも、大人になってから特定の場面で吃音を意識し、ことばが詰まり始めることがあります。



       

     体の反応


    発語不安で悩む青年


    普通、話をする時は左脳のみが働くのに対し、吃音状態で話をしている時は、左脳の他に右脳、小脳も活発に活動しているとの報告があります。これは「話さなければならない」という意志と、発語を妨げる体の反応との相克状態に置かれていることを示しているのではないでしょうか。

    この時の体の反応は、肩、舌、喉(のど)などに力が入り、横隔膜が上がって呼吸が浅くなるなどの動きがあります。







     

    吃音改善への理解のために



会話



  1. 話し方、意識の改善をこのように捉えています。

  2.    吃音は治療するものではありません。
    ここで取り上げている吃音は、発声器官に問題があって起こるのではありません。
    改善の方向はあくまで安定した話し方の習慣作りにあります。電話レッスンでは、受講生が良い話し方の習慣を身につけることを目標としています。
       話し方の改善は、治る・治らないという白・黒の世界ではありません。
    どもり意識があっても話し方を調節できるようになるのが本当の改善です。
       話し方の改善は焦らないことが大切。
    短期間で焦ってなんとかしようと思うと上手くいきません。体質改善と同じように実践と経験の地道な積み重ねが必要です。
       内面の安定感を育てていくことです。
    どもる意識、発語予期不安、ひっかかる感覚があることをそのまま受けとめつつ、安定した発語フォームを実践を通して身につけ育てていくことが健全な姿勢です。
       発語予期不安を消そうとすることは意味がありません。
    無くそうとすればする程、こだわり・囚われ意識が助長されます。安定した話し方の調整能力が身につくに比例して、過度な不安感も和らいでくるものです。
       普段の余裕のある安定した話し方習慣を育てましょう。 
    電話や人前で話す際、緊張して言葉が詰まるものですが、緊張していなくてもどもって話していたり、言い換えをしていることがあるものです。
    日常会話で安定した話し方を育てて、緊張する中にあってもコントロールして話せる経験を重ねていくことが真の自信につながります。
       独りだけで音読をするときも言葉が詰まる、あるいは実際の会話が成り立たない方もおられます。このような方は基本的な発語練習を繰り返す必要があります。
        言葉が詰まる症状・レベルは個人によって異なりますので改善の画一的な方法はありません。けれど安定した話し方への共通した方向性はあります。



       

     改善の方向性。



    「幼少の頃はよくどもっていたが、今は全くどもらない。」「一時期は気になっていたが、いつの間にかどもらなくなってしまった」・・・など、吃音が“治った”ということを聞くことがあります。

    「吃音(どもり)が治る」といいましても、その受けとめ方は人によってさまざまで、少々言いづらさを感じていても生活に支障がないので“治った”と捉える人もいますし、300人程度の大勢の人々の前でのスピーチで言いづらさを感じるので、“治っていない”と受け取る人もいます。

    学生の時は意識せずに話していけて治っていた筈なのが、仕事に就いてからことばがつかえてしまったりする場合のように、環境が変わることによってどもる感覚が浮上してくることがあります。

    また管理職になり、朝礼、会議、司会、部下の指導など、指導的立場でのコミュニケーションが要求される時、話すことの不安が出てきてどもる感覚が表れてくることもあります。

    このように、ライフステージは変化し、話すことの社会的要求は変化します。どのような場面でもコントロールしていけるというレベルにまで高めていくには、成り行きのままでは無理で、自分はどのような話し方を実践していったらよいかという、具体的な改善の方向性を探り、身につける必要があると思います。





       

     自分でできる練習法



    話し方練習


    とりあえずひとりでできる練習としては、

    •    姿勢のチェック:背筋をピンと伸ばして、少しあごを引くような感じでのどに力を入れないとクリアーな音質になる。
         発声練習:「あいうえおあお」など、口を通常よりはっきりと動かして発音する。市販のスピーチ関係の書籍を参考にするといいと思います。
         朗読練習:「私は柿が好きです」の「かき」が言いにくい場合は、「かぁき」として「あ」を強く出して発音するなどの工夫をする。息の流れを保たせる息継ぎ。早口ことばを緩やかな速度ではっきりと読む練習。(早口は厳禁)
         リズム練習:テンポを意識しながらの会話演習。
       適度な体の動かし方:立って実際にお辞儀をしながら「おはようございます」と言うような体を動かしながらの発語練習。座って話したり、立って話したりなどの形を変えての練習など。
       録音した音声を聞きながらのリピート練習。
       イメージトレーニング:様々な場面で自分が話をしていることをイメージしながらの練習。
       自分に合うと思うマインド・トレーニングの理論を吃音改善にあてはめてみる。

      などが挙げられますが、ひとりだけでどこまでできるかが大きな課題です。

      ひとりで練習をして、話す実際の場面で練習通りにうまくいくかというと、そう簡単なものではないことに直面します。外部刺激(ストレス・緊張)によって吃音が助長されるからです。外的刺激のないひとりでの練習の時はほとんどどもらないものですが、いざその場に立たされた際、発語不安の中でコントロールは容易ではありません。

      また、マインド・トレーニングで思考習慣を育んでも、どもる話し方が常習化されたままでは、単なる気休めで終わってしまいます。

      電話レッスンでは、ひとりではできない更に安定した話し方レベルへのお手伝いをさせていただいています。





       

      どもり改善につながる4っのこと



         

       1.吃音意識を否定しない。


      吃音改善四ヶ条


      吃音は単に滑舌が悪いということとは違い、言いにくい音(ことば)の発語予期不安を持っていることを意味します。今は言えるけど、あの場面では言えないかも・・・など、事前に言えるか、言えないかを探るセンサーが働きます。

      この意識を人為的に取り除こうとすると逆に発語不安を深めてしまうものです。

      会社で電話が鳴るとき、ドキドキする自分を否定せず、「ああ、ドキドキしているな」とそのまま受け止めていくように、どもり意識に付随するあらゆる感情を否定せず、そのまま受け止めていく姿勢が大切だと思います。



         

       2.役立つものは上手く採り入れてみましょう。


      楽しい会話


      話し方の安定・向上に役立つものは複数で上手く採り入れてみましょう。

      腹式呼吸の習慣化、緩やかな発声練習、気持ちの持ち方トレーニングなど、安定した話し方に活かせるものがあります。ひとつだけにこだわらず、ご自分で良いと思うものは3つ4つと複合的に採り入れましょう。

      また、軽いジョギング、水泳などの有酸素運動でストレスを和らげる工夫も積極的に採り入れたいものです。




         

       3.「正しい息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」感覚を実践していく。


      電話している男性


      吃音意識を持ちながらも調節して安定感をもって話す要素は、「息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」に集約されます。この3つの領域を意識化して日常の話し方習慣としていくことが、安定した話し方への確かな道だと思います。

      • 息継ぎ
        これは自然な力みのない腹式呼吸を基本とした息継ぎです。
        日常会話でことばがひっかかり気味ですと、意識することばの直前で発語の流れを止めて、瞬時浅い呼吸をして話し出すことを繰り返すために、みぞおち辺りに息が入る感覚の胸呼吸が習慣となってしまいます。
        いつも腹式呼吸を意識して話さなければならないという訳ではありませんが、力みのない自然な腹式呼吸の息継ぎを習慣としていきたいものです。静かにしている時の呼吸がその人の呼吸習慣と言えます。

      • 伸ばす
        伸ばし感覚は出だしを滑らかにします。「ありがとうございます」の「あ」、「わたし」の「わ」・・・何でも出だしを微妙に伸ばす感覚です。不自然なまでに「あ~りがとう」「わ~たし」と大きく伸ばすのではなく、あくまで微妙に軽く伸ばす発語イメージです。自分の名前が言い難い場合なども、この伸ばし感覚を定着させていくことをお勧めします。
        出だしや語尾を伸ばす意識をもって話していくと、おのずと早口スピードが緩和され、柔らかく聞きやすい語りとなります。

      • つなげる
        特に母音がひっかかる傾向がある方に習慣としていただきたいです。
        例えば、「お伺いいたします」の「い」を伸ばして、後ろの「い」にそのままつなげます。 「お伺い~たします」の発語感覚となります。
        「お世話になっております」の「お」は前の「て」の裏にある母音「ぇ」を少し浮き出すようにして「お世話になってぇおります」の気持ちで話します。「ぇ」と「お」は同じ母音ですので、息はつなげたままで口の形を微妙に変えるだけです。実際柔らかに話すと、母音は自然にこのようにつながって発音されるものです。


      •    

         4.自分の話し方に神経質にならないように。


      男性


      人前では絶対ひっかかってはいけない、自分の吃音を人に気づかれてはいけない、いつも流れるように話さなければならない・・・という思いでいると、話し方に過度に神経質になってしまいます。

      そもそも誰でもことばが絡まったり、時には「そ、そ、そうですか?」などと連発することがあるものです。テレビキャスターがあわただしい取材の現場で軽くどもって話すこともあります。場によって少々つかえることはむしろ自然なことです。

      どもる自分を受け入れられない、吃音を他人に察知されてはならない、だから自分が完全に納得する話し方をしなければならないというビリーフ(信念)を持つと、ちょっとした詰まりも気になります。

      軽い詰まりをダメだと思ったり、電話応対が上手くできたかどうかなどを細かくチェックすることは避けたいものです。

      多少のひっかかり感覚にこだわらず、ひたすら安定した発語感覚を実践していく姿勢が心を楽にし、良い結果を生み出すことと思います。




      電話応対の女性



     吃音改善ワンポイントアドバイス   

2017.3.28 言い換えは吃音(どもり)を出していることと心理的に同じと言えます。

言いづらいことばを、言いやすい言葉に置き換えて話すことは、言いづらい言葉を避けて迂回しているので、意識的には吃音(どもり)を出しているのと同じと言えます。場面によっては言い換えはひとつの対応手段ですが、常習化していると正確に話すことの自信がなくなります。言い換えを必要としない、気持ちの良い発語感覚をレッスンで身につけてください。

2017.3.15 話し方の改善は、心理的アプローチだけでは無理があるようです。

「緊張するからどもるのだ。緊張しなければ言えるはず」とお考えになる方がおられますが、これは間違いです。吃音を持つ方は日常会話でも言葉が詰まっている、あるいは言いにくいことばを言い換えて話していることが見受けられます。
緊張をほぐすための心理的アプローチは必要ですが、安定した発語感覚を実践的に身につけていくことは更に大切です。


2017.3.10  体調、環境の変化、季節などで話す調子は影響されるものです。

話す調子の良い時、悪い時と変化があるものです。体調、疲れ、心配事、環境の変化、季節の変化・・・これらは吃音にも影響するものです。
ストレスを軽くするために、気持ちの良い汗をかく軽い運動などがお勧めです。
体調の変化を受け止めつつ、安定した発語感覚をコントロールできるようにしていきたいものです。

2017.3.1  吃音の改善は“矯正”ではなく、良い話し方を”育てる”ことです。

私自身、小学4年の時と高校1年の時の計2年間、東京都内の吃音矯正所に通いましたが、どもらないようにするにはどうしたらよいかとばかり考え、自分の話し方に神経質になっていました。安定した発語感覚を“育てていく”ことが真の改善につながることを知ったのは、ずっと後になってからです。
吃音(どもり)を矯正しようと焦らないで、ひたすら安定した発語感覚を身につけて育てていくという姿勢に徹したいものです。

2017.2.27  吃音(どもり)改善は白・黒の世界で区分けできるものではありません。

吃音の改善は、直る・直らないという白・黒で区分けできる世界ではありません。調子の良い時、悪い時など波があるものです。発語不安、言いづらさがあっても、自分で話し方を調節できるようになっていく方向に向かっていることが改善への正しいプロセスです。良い話し方習慣を身につけていけば、結果は後からついてくるものです。

2017.2.20  電話カウンセリング&レッスンでは、私(江田)と受講生は対等の関係です。

レッスンでは私(江田)が先生の立場で指導し、受講生が指導を受けるという上下の関係ではなく、あくまで対等の関係としています。それは受講生がレッスンの進め方の要望、質問が自由にでき、どのような話し方が自分にとって安定するのかを受講生自ら探っていけるようになるからです。
レッスン用のテキストに加え、職場の朝礼リハーサル、プレゼン、会議でのスピーチ、電話連絡演習・・他、テキストを離れての演習も加えています。
構えることなく何でも話せる対等の関係。これがレッスンでの一番良い関係だと捉えています。

2017.2.10 子ども(小学生)のどもり改善は親の押しつけではなく、本人の希望を尊重して。

小学生低学年までは吃音が出ていても本人はあまり自覚していないものです。けれど小学生4、5年生位になりますと、学校生活での話すことに支障を感じ、もっと上手く話せるようになりたいと思うようになります。自分で願うこの時が自分の話し方(吃音)を改善させる良いタイミングだと思います。電話カウンセリング&レッスンで安定した話し方を体で覚えていくことをサポートいたします。
一方、親が子どもさんの吃音を何とかしたいと思っても、本人が改善の気持ちでないのならば、神経質にならずそのままそっとしていくのが良いかと思います。親の押しつけではなく、あくまで本人が上手く話せるようになりたいという願いを尊重していくことが大切だと思います。 

2017.2.2 吃音の改善は焦らず、急がず、余裕をもって。

話し方の改善は、内面の安定した話し方感覚をコツコツ育てていくことにあると思います。焦って改善を求めても、空回りしてしまいます。時間と経験が必要です。
電話レッスンでの安定した発語感覚を、日常会話で自分の話し方に刷り込んでいただきたいです。日々の地道な実践は必ず結果を出すものです。 

2017.1.20  レッスンでの二つの改善ステップ

レッスンでは二つの改善ステップがあります。
①レッスンでのテキストにそった発語で充分な安定感を身につけていただく。
②レッスンでの発語感覚を日常生活の場に刷り込んで、ご自分なりの安定した発語感覚を実践していただく。
レッスン上手で終わることなく、外的刺激のある中で話し方をコントロールできるようになることが目標です。吃音の改善は日頃の安定感ある話し方の積み重ねにあると思います。

2017.1.15 小さな成功体験を重ねていきましょう。

緊張する場面で話し方をコントロールして上手く話せたという経験は、貴重な成功体験です。吃音が出てもこだわらずに受け流し、良い体験は自信につなげていきたいものです。さわやかカウンセリングの電話レッスンで、安定した発語感覚をご自分のものになさってください。

  

2017.1.8 話し方の改善は安定した発語フォームを育てることです。

安定した気持ちの良い発語感覚を育むことは、話し方の良いフォームを育てることと言えます。野球のピッチャーが投球のフォームを研究する、ピアニストが指の動きの悪い癖を直して良い動きに変えていく・・・などと同じ感覚です。自然な息継ぎからことばのつながり、伸び感覚を、レッスンを通してご自分のものとなさってください。

2016.12.26 年末の会合、飲み会などでも雑な話し方を避けて、安定感を意識していきましょう。

年末になりますと、職場や友人との会合が多くなるかと思います。同僚や友人との会話は、話に熱中して話し方が不安定になるものです。自分で話していて安定感がないなと思ったら、その場で立ち直らせていく実践をしていくことです。ちょっと間を入れるようにしてスピードを緩めることをお勧めします。
日常会話での調節習慣が、人前でのスピーチ、電話応対での安定した話し方の土台となります。

2016.12.10 レッスンでの2つの改善ステップ

レッスンでは2つの改善ステップがあります。
①まず、レッスンでのテキストにそった発語で、安定した発語感覚を確認していただく。
②レッスンでの発語感覚を日常会話での話し方に採り入れて、安定したフォームを実践していく。
日常のあらゆる場面で、話し方をコントロールしていく習慣づくりがレッスンの目標です。


2016.11.25 吃音(どもり)意識は言いにくいことばを拾い集めようとするものです。

以前はこのことばに意識が入っていたのが、今は気にならなくなった。けれど別のことばが気になり始めて言い難い・・・など、言いにくい言葉が変わったり、増えていったりする場合があります。吃音意識が生み出す“こだわり感覚“です。安定した発語感覚を実践していくと、このこだわりが薄れてくるものです。
言いづらさを受けとめつつ、安定した話し方感覚を育てていくのが改善の道です。


2016.11.20 腹式呼吸は自然な発語に役立ちます。

安定した話し方のひとつに適切な息継ぎ(呼吸)習慣があります。細かな息継ぎは、肩で息をするような息苦しさを感じるものです。楽な腹式呼吸の息継ぎが身についてくると、気持ちが落ち着き、ことばの流れが安定につながります。腹式呼吸をしていればどもらないという訳ではありませんが、安定した話し方の大切な要素ですので、ぜひ身につけていただきたいです。

 

2016.11.8さわやかカウンセリングのレッスンでは、コーチングの捉え方をしています。

コーチングでは話し方のフォーム作りの主体性を受講生にもっていただいて、私はアドバイスをさせていただく立場となります。吃音の改善方法を一方的に教授するのではなく、受講生ご自身が納得のいく安定感を育て、自分なりの発語フォームを作っていかれることを目指しています。


        極意   

年齢別どもり改善体験談

 このホームページには、計203名の方々の体験談が掲載されています。
皆さんそれぞれ前向きに、話し方の改善ステップを踏んでおられます。

   小学生~中学生
(21名)
 小学生高学年になると、どもり意識が芽生え話すことの精神的負担が出てきます。話し方が徐々に改善され、気持ちが楽になって学校生活で話すことに自信をもてるようになったかを、主にお母様の手記で綴られています。

   高校生
(14名) 
 思春期を迎え、人生について考える時、言葉が詰まることは大きな悩みです。高校生自ら改善にチャレンジし、結果を出して将来を見据えていく姿勢に励まされます。

   18歳~25歳
( 大学生・新社会人)

(48名)
 大学生ではゼミの発表、そして就職活動で話し方が問われます。新社会人では電話応対や業務連絡など、正確に話すことが要求されます。このような中で、吃音を直視し、実践を通して安定感ある話し方を身につけ業務に励んでおられる体験談です。

     26歳~29歳
(30名)
 社会人として仕事にも慣れ、活動の範囲が広くなってくる年齢です。結婚式での司会、朝礼での挨拶体験、研修会での司会体験など、チャレンジ体験が綴られています。

   30歳~39歳
(41名)
 職場や社会生活では中堅の立場になり、ストレスも加わります。その中にあって、自分の安定した話し方を探り実践しておられます。会合での説明などでコミュニケーション・スキルを高めている前向きな姿勢の体験談の数々です。

   40歳~49歳
(29名)
 この年齢の受講生は20年間ぐらいは吃音を意識してこられた方々です。仕事や日常生活のお話しシーンにしっかり対応できるようにと安定した話し方への改善に励み、その結果を得ています。

   50歳~
(20名)
 この年齢からの受講生は、今まで長きに渡って吃音と上手くつき合って、しっかりと社会生活、お仕事をしておられる方々です。更にご自分で納得のいく話し方を願ってのレッスン。皆さんそれぞれレベルアップのステップを踏んでおられます。
受講生の最高年齢は67歳。前向きな姿勢にとても励まされます。

 新しい体験談をご紹介いたします。
「自分の実情に合わせたレッスンが効果的です。」Iさん(神奈川県在住 29歳 会社員 男性)2017.3.27

                 写真はイメージです。受講生本人ではありません。

 

どもりの方のために精神面のサポートと実践的なレッスンによる会話スキルの向上を図る

一人だけでの朗読や発声練習では、緊張しないので詰まることはないという方がほとんどだと思います。外部からの刺激がないので、独りごとを言うのと同じ感覚で、自分の世界の中で自由に話せるものです。

しかし、学校や職場などでは外部刺激のたいへん強い世界に立たされ、上手く話そうとしてもことばが出てこない場面に直面します。

電話カウンセリング&レッスンでは、その中間の立場に立ち、一人だけでの練習ではできない話し方スキルの向上、心理面のサポートを図りながら、日常会話、電話応対スピーチなど、あらゆる場面での安定した話し方の実践力につなげていきます。

カウンセリング対象者

このような方におすすめです!

  • 改まってお話をする時、ちょっと言葉がひっかかる。
  • 妙に意識して「ありがとうございます」「お世話さまです」など言いにくい。
  • 名前、会社名が場合によって出てこない。
  • 電話などで話す時、始めのことばが出にくい。また過度のストレスを感じる。
  • 人前でのスピーチ、司会、プレゼンなど緊張する中でも調節して話せる力をつけたい。
  • 吃音改善の教材を買ったりして自分なりに努力しているが、上手くいかない。
  • 自分の吃音(どもり)としっかり向き合って、話し方のレベルを上げていきたい。
  • 子供さんの話し方に不自然なところがあって、心配なさっているお父さん、お母さん。

ご挨拶

さわやかカウンセリング代表

江田 信久(えだ のぶひさ)

「さわやかカウンセリング」は、皆様のご理解をいただき、日本全国、そして海外在住の方々と電話(もしくはインターネット回線、スカイプを使用)でのレッスンをさせていただいております。

私自身が幼少の頃からの吃音(どもり)でしたので受講生との共通の理解を分かち合えますことを嬉しく思います。

吃音は、ことばのひっかかり、ちょっとした言いづらさを日常繰り返しているために、その発語感覚を体が学習してしまったこと、あるいは、過去にことばの詰まりを経験していて、その感覚をそのままひきずっていることなどがその背景にあるかと思います。

多くの場合、過去の失敗経験が心の傷として残り、話すことの恐怖心が助長されていきます。今までことばのひっかかりなど全くなかったのが、電話応対、人前での司会、スピーチ、プレゼンなどをすることで意識し始めることもあります。

吃音の程度は個人によりさまざまですが、基本的には、言葉が詰まる感覚を体が覚えていることと、自分の話し方の他者の反応の心理的圧力が要因となります。

さわやかカウンセリングの電話レッスンで、発語不安を正しく受け止め、電話応対や人前でのスピーチなど、緊張する場面でもコントロールして話すスキルを身につけていかれることを願っております。

レッスンでは私(江田)と受講生は対等の関係でさせていただきます。対等の関係とは、指導する者、指導を受ける者、という関係ではなく、受講生ひとりひとりと吃音改善に向けてともに考えていく関係です。受講生からのレッスン内容の要望、質問が自由になされること、受講生自ら安定した話し方を探っていく主体性を尊重いたします。

受講生とともに改善のステップを踏んでいけますことは大きな喜びです。

発語不安を正しく受け止め、緊張する場面でもコントロールして話す自信をつけて頂きたい