カウンセリングと話し方レッスンを同時に行うどもり改善のためのスカイプ・電話スピーチレッスン トライアルレッスン料金と通常レッスン料金

吃音の方のために安定した話し方習慣に貢献

どもりの健全な捉え方とどもりとの共生を提唱し、安定した話し方習慣を実際的・具体的に共有。

さわやかカウンセリングは、“吃音(どもり)の健全な受け止め方”と、“安定した話し方習慣の普及”に貢献していきます。

この理念に則り、電話でのカウンセリング&レッスンをとおして、吃音改善のための安定した話し方習慣を共有していきます。

学校・職場・社会でそれぞれのライフ・ステージのニーズに合うスピーチ力を高めていくこと。これがレッスンの目的です。

         I  N  D  E  X 
         
   吃音(どもり)とは
   発語予期不安について。
   「吃音」と「滑舌が悪い」とは別です。
   緊張するからどもるという訳ではありません。
   ひとりだけでも吃音が出ることがあります。
  チェックリスト
 吃音の原因
子供の吃音の改善について
吃音(どもり)に至る過程(幼児期・子どもからの場合)
吃音改善の理解のために 
改善の方向性が必要です。
  自分で出来る練習法
どもり改善につながる4っのこと
  1.吃音意識を否定しない。
  2.約立つものは上手く採り入れてみましょう。
  3.「正しい息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」感覚
  4.話し方に神経質にならないように。
  ワンポイント・アドバイス
  体 験 談(年齢別)
  このような方におすすめです。
ご 挨 拶





吃音(どもり)とは



   

 発語予期不安について。



スピーチをする男性


人前でスピーチをする場合を例にしましょう。誰でも大勢の前でスピーチをするときは緊張するものですが、吃音をもつ人とそうでない人では緊張する意識先か異なります。大方の人々は聴衆に上手く伝わるだろうかとか、声が震えないか・・・など人前で話す場面での一般的な緊張ですが、吃音意識がありますと、ある特定の単語が言えないのではないかとかの発語予期不安に悩まされます。

朗読をするにしても、事前によく練習をすれば上手く読めると一般に考えるものですが、吃音(意識)があると練習してもなかなか上手くいかず、すればする程、特定のことばの苦手意識が増幅されることがあります。

心の動きは妙なもので、予め「言えそうだ」と思うと、言えることが多く、反対に「これは言えない」と思うと、案の定、難しくなります。話す前から「言える」「言えない」の暗示を自分でかけているようなものです。




   

 「吃音」と「滑舌が悪い」とは別です。



悩む男性

話し方が不明瞭であったり、早口で舌が絡まる話し方を「滑舌が悪い」という表現を使いますが、これは吃音(どもり)とは区別されます。「滑舌が悪い」とは単にことばが引っかかる、絡まることであって、心の領域にまで及んでいないものです。

吃音の特徴としては・・・

  1.      母音(あいうえお)あるいは「か行」の発音など、本人にとって発語の不得手な音がある。
         言う前から“言える言葉”“言えない言葉”の区別がある。発語予期不安がある。
         出だしの音がなかなかでない(難発)、音を繰り返したり(連発)あるいは音を不自然に伸ばすようにして話す(伸発)。
         ことばが出にくくなると足を床にトンと踏む、手を振るなど、瞬間的に体の一部を動かしたり、力みを入れたりする。(随伴行動)
         話している途中で小刻みに息を吸い込んで、不自然な息継ぎをしている。(息継ぎの乱れ)
         発音しにくいことばがあると、別の言いやすいことばに換えて言う。(言い換え)



       

     緊張するからどもるという訳ではありません。


    滑舌が悪いと悩む男性

    緊張するからどもる、緊張感を弱めれば吃音は出ないと思う方がおられますが、緊張していなくても吃音は出るものです。日常、詰まった不自然な話し方を多く出していますと、その発語感覚が身についてしまい、常習化しています。家族などとの打ち解けた場でもことばが詰まります。

    職場などでの強いストレス、緊張感を緩和するために必要な期間、催眠療法や心療内科などでの処方を受けることはそれなりの効果があるかと思いますが、話し方の根本的な改善にはつながらないと思います。





       

     ひとりだけでも吃音が出ることがあります。




  1. 言葉がつまる男性


    何度もひっかかりを経験していますと、言う前に「言い難いことば(音)が近づいてきたぞ。言えるのか?」という信号が、言おうとする自分に送られます。心の中に絶えず自分の話し方をチェックする“試験官”がいるのです。“試験官”の立てたハードルをいかに飛び越えていくかの心の内面の葛藤です。

    このチェック意識が深まると、日常会話で発語を一語一語チェックするようになり、自然な発語の流れが寸断され、歪められた発語感覚が定着していきます。

    更に、他人のいない自分ひとりだけでの朗読でもことばが詰まる場合もあります。これは日常繰り返される吃音の発語感覚と、発語をチェックする意識の両方が作動して、発語を止めてしまう状態と言えます。




     

    “チェックリスト”



    今のご自分 にあてはまるものにチェック()をいれて、合計点を出してみましょう。吃音のおよその程度が判ります。


       自分の名前を言う時、言いづらさを感じる時があるが、実際に詰まることは殆どない。   1  点
       言いにくいことばを他のことばに言い換えて話すことが多い。  点
     早口のため、日常会話で聞き返されることがあるが、詰まることはない。  1  点
       言いにくい名前、社名があり、言う時、詰まることが多々ある。  2  点
       「ありがとうございます」などの決まったフレーズが、場面によって言いづらく感じる時があるが、実際には詰まることはない。   1  点
       吃音をよく出して話しているが、定着しているので、自分の話し方は特に気にしていない。 10  点
       「ありがとうございます」「お世話になっております」などの決まりフレーズが場面によって言いづらく、詰まることがある。  点
       母音など、特定の言いにくい音がある。  点
       他の人がいない独りだけでの朗読で、詰まることがある。 20  点
       スピーチなどで、言いにくい一語を言ってしまえば気が楽になって、後のことばに詰まることはない。  2  点
       職場での電話応対で、名前、社名、挨拶言葉がよく詰まる。  点
       人と話すことは好きだが、話すことそのものが疲れる。  1  点
        会話では詰まることがあるが、朗読(資料の読み上げなど)では詰まることはない。  点
        相手に聞き返されたときは、必ず詰まってしまう。  点
       合 計     
 
  
 ■ 1~2点まで  ごく軽い詰まり感。吃音意識があるかないかの軽い段階。
 ■ 3~5点まで  軽い吃音。言いにくさを感じるものの、仕事や社会生活は支障なくやっていける。
 ■ 6~9点まで  スピーチなど、改まった場で正確に話すことがハードルとなる。
 ■ 10点以上  吃音が定着している。

※ 詳しくは「診断チェックリスト」をお使いください。



 

吃音の原因




原因は何か


吃音の原因を特定しようとするのは難しいです。ただ吃音の“引き金”“要因となるものはあるかと思います。幼児期・子どもの吃音のきっかけになり得るいくつかを挙げますと・・・

  驚いた時などにうまく言葉が出せなかったことが記憶に残り、話すことへの恐怖心を持つようになってしまった。
吃音の子の言い方をふざけて真似していたら、詰まる感覚を覚えてしまった。
  転校などの環境の変化。
  親の不和などによる家庭内のストレス。
  家族が極端な早口、または吃音である。
  厳しいしつけ、親、教師などからの(吃音のことではなくても)叱責を受けた。
  吃音を笑われたこと、また大人(親、教師など)からの話し方の細かな忠言があった。
  左利きを無理に右利きに変えようとするような精神的ストレス。

・・・など、さまざまです。これらがあると吃音になるということではありません。あくまで要因としての材料にすぎません。

幼児期、子供(小学生)のときには全く吃音がなく、10代後半から吃音意識を持つ場合もありますが、引き金となる事柄は幼児期のそれと共通です。

成人してから吃音を持つ方は、職場での電話応対の指摘、朝礼で不意にことばが詰まってしまったこと、「ありがとうございました」など決まったフレーズで一度どもってしまったことなど、言葉が詰まった出来事が吃音意識を持つ引き金となるようです。




 

子どもの吃音の改善について




男子の子ども



上記「吃音の原因」の項目で子どもの吃音を助長する事柄を述べましたが、今すでに吃音を出して話している子どもの対応としては、話し方を矯正しようとするのではなく、吃音の要因の項目で挙げた環境に該当するところがあったら、それを少しでも取り除いていくことをお勧めします。

具体例として・・・

  転校した場合、環境の変化によるストレスは話し方に影響を出すものです。できるだけ新しい環境からくるストレスを軽くしてあげる。
どもって話していても、指摘しない。せいぜい「ゆっくり話そうね」程度の言葉がけ。
  親が早口でなく、緩やかなスピードで話しかける。
  家庭内のトラブル・不和があれば努力して軽くしていく。
   親のイライラ、不安が伝わらないようにする。
  放課後の学習塾、習い事のハードなスケジュールの緩和。(適度なスポーツはストレス緩和に役立つ)
  学校の担任に事情を話し、吃音の理解を持ってもらう。
  どもりであっても、決して能力が劣っているのではないことを励ましてあげる。
  左利きを無理に右利きに変えようとするような精神的ストレスをかけない。



これらのことを実行することは、親として決して容易ではありませんが、心がけていただきたいです。要は、子どもに過剰なストレスをかけない、不安を軽くしてあげることです。

小学生高学年ごろになって、親に悩みを話したり、自ら話し方(どもり)を改善していきたいと願うようになったら、吃音改善の具体的な行動がとれる時です。電話レッスンを受講することをお勧めします。
学校生活で話すことの良い経験を持って、自信をつけていかれることでしょう。





  1.  

    吃音に至る過程
    (幼児期・子どもからの場合)



  2.    

     もともと話をすることは難しいことではありません。



    おしゃべりな赤ちゃん 


    赤ちゃんが声を出して泣き、初めてのことばを出す。だんだんとことば数が増えてくる・・・自然な成長過程です。幼児は耳で聞いたことばをそのまま自分の口に出します。身体上の特別な欠陥がない限り、またインドで狼に育てられた少女アマラとカマラのような特別な環境でない限り、誰でもことばを覚えて話をします。

    そもそも話すという行為は、歩いたり走ったりするのと同じ様に、言い方をひとつひとつを意識することなく、覚えた言葉でそのまま口に出すものです。幼児期は自分の憶えたことばを何の気兼ねもなくそのまま発していける環境なので、「うまうま」「ワンワン」「これほしい」など、何でもことばに出しますし、お母さんも周りの人たちも皆かわいいと喜んでくれます。すべてが受容される世界です。赤ちゃんにとって声を出して話をすることは心地よいものなのです。


       

     子どもの成長とともに周囲から話し方の要求が加わってきます。




    話す経験


    しかし、幼児から子ども(小学生低学年)と年齢が増すにつれて、話すことへの社会的要求が課せられてきます。「こんな言い方じゃダメだよ」「もっとはっきり話しなさい」とか、その場にそぐわない表現であれば注意を受けたりなど、さまざまな制約がでてきます。自分の話し方の周囲の反応など、話すことで目に見えない「かせ」をはめられている気持になり、話し方がおかしいと自分を否定されるような不安を感じることもあります。



       

     どもりを意識するようになるのは小学生ごろから。

    小学生の男子


    吃音の特徴としては、「ぼ・ぼ・ぼ・僕はね・・」などの“連発”。「そ~れでね」「た~かし君がね」など不自然に長く伸ばす“伸発”。出だしの音が出ず、息んだままブロックしてしまう“難発”。手や足を動かして、体の動きをつけて話す“随伴行動”などがあります。また、言いにくいことばを他のことばに言い換えて言うことが多くなったりします。

    幼児期(子供)はことばの発達段階ですので、吃音を出すような話し方があっても大方は成長とともに消えていくものです。けれど、そのまま引きずって定着することもあります。

    また子どもの吃音の多くは「仮性の吃音」で、吃音意識が根付いてない状態です。子どもは自意識(他人が自分の話し方をどう思うのかという意識)が浅いので自分の発語をチェックする意識は弱く、心の領域にまでは及んでいません。

    小学生高学年ごろになると他人(友達)と違って変な話し方なのかなと自分で思うようにもなります。この辺りから大人と同じ吃音意識が芽生えてきます。



       

     吃音の固定化


    固定化


    吃音を出して話していると、社会生活(学校)で支障が出てきます。

    個人の性格やストレスの度合いにもよりますが、どもったことで笑われたとか先生に訂正されたとか、本人にとって上手く言えなかったという失敗経験が重なりますと、吃音(意識)の固定化につながっていきます。




       

     大人になってから発症するケースもあります。


    電話をする女子社員


    それでは吃音(どもり)はすべて子どもの時期から端を発するのかと言いますと、そうでない場合もあります。

    ■学生時代にアルバイト先で「ありがとうございました」が詰まってしまって上手く言えないことがあった・・・そして就職して電話応対で社名、名前で詰まるようになり、言えるかどうかの意識が強く入るようになってしまった。

    ■ストレスの多い部署に配置転換になったら、吃音を意識するようになり詰まりだした。

    ■静かなオフィスで自分の電話の声が周囲に聞かれているのが気になってから、言葉が詰まるようになった。

  3. など。


    日常会話ではよどみなく話している人でも、大人になってから特定の場面で吃音を意識し、ことばが詰まり始めることがあります。



       

     体の反応


    発語不安で悩む青年


    普通、話をする時は左脳のみが働くのに対し、吃音状態で話をしている時は、左脳の他に右脳、小脳も活発に活動しているとの報告があります。これは「話さなければならない」という意志と、発語を妨げる体の反応との相克状態に置かれていることを示しているのではないでしょうか。

    この時の体の反応は、肩、舌、喉(のど)などに力が入り、横隔膜が上がって呼吸が浅くなるなどの動きがあります。







     

    吃音改善の理解のために



会話



  1.    

     改善の方向性が必要です。



    「幼少の頃は吃音だったが、今は全くどもらない。」「一時期は吃音が気になっていたが、いつの間にかどもらなくなってしまった」・・・など、吃音が“治った”ということを聞くことがあります。

    「吃音(どもり)が治る」といいましても、その受けとめ方は人によってさまざまで、少々言いづらさを感じていても生活に支障がないので“治った”と捉える人もいますし、300人程度の大勢の人々の前でのスピーチで言いづらさを感じるので、“治っていない”と受け取る人もいます。

    学生の時は吃音を意識せずにやっていけて治っていた筈なのが、仕事に就いてからことばがつかえてしまったりする場合のように、吃音が消えてしまったように思っていても、環境が変わることによって吃音意識が浮上してくることがあります。

    また管理職になり、朝礼、会議、司会、部下の指導など、指導的立場でのコミュニケーションが要求される時、話すことの不安が出てきてどもる感覚が表れてくることもあります。

    このように、ライフステージは変化し、話すことの社会的要求は変化します。どのような場面でもコントロールしていけるというレベルにまで高めていくには、成り行きのままでは無理で、自分はどのような話し方を実践していったらよいかという、具体的な改善の方向性を探り、身につける必要があると思います。





       

     自分でできる練習法



    話し方練習


    とりあえずひとりでできる練習としては、

    •    姿勢のチェック:背筋をピンと伸ばして、少しあごを引くような感じでのどに力を入れないとクリアーな音質になる。
         発声練習:「あいうえおあお」など、口を通常よりはっきりと動かして発音する。市販のスピーチ関係の書籍を参考にするといいと思います。
         朗読練習:「私は柿が好きです」の「かき」が言いにくい場合は、「かぁき」として「あ」を強く出して発音するなどの工夫をする。息の流れを保たせる息継ぎ。早口ことばを緩やかな速度ではっきりと読む練習。(早口は厳禁)
         リズム練習:テンポを意識しながらの会話演習。
       適度な体の動かし方:立って実際にお辞儀をしながら「おはようございます」と言うような体を動かしながらの発語練習。座って話したり、立って話したりなどの形を変えての練習など。
       録音した音声を聞きながらのリピート練習。
       イメージトレーニング:様々な場面で自分が話をしていることをイメージしながらの練習。
       自分に合うと思うマインド・トレーニングの理論を吃音改善にあてはめてみる。

      などが挙げられますが、ひとりだけでどこまでできるかが大きな課題です。

      ひとりで練習をして、話す実際の場面で練習通りにうまくいくかというと、そう簡単なものではないことに直面します。吃音は外部刺激の反応によって生じるからです。外的刺激のないひとりでの練習の時はほとんど吃音は出ないものですが、いざその場に立たされた際、発語不安の中でコントロールは容易ではありません。

      また、マインド・トレーニングで思考習慣を育んでも、吃音が常習化されたままでは、単なる気休めで終わってしまいます。

      電話レッスンでは、ひとりではできない更に安定した話し方レベルへのお手伝いをさせていただいています。





       

      どもり改善につながる4っのこと



         

       1.吃音意識を否定しない。


      吃音改善四ヶ条


      吃音は単に滑舌が悪いということとは違い、言いにくい音(ことば)の発語予期不安を持っていることを意味します。今は言えるけど、あの場面では言えないかも・・・など、事前に言えるか、言えないかを探るセンサーが働きます。

      「吃音を直したい」という願いには、霧が晴れるがごとくどもり意識がきれいになくなることが込められているものですが、人為的に取り除こうとすると逆に意識を深めてしまうものです。

      会社で電話が鳴るとき、ドキドキする自分を否定せず、「ああ、ドキドキしているな」とそのまま受け止めていくように、吃音意識に付随するあらゆる感情を否定せず、そのまま受け止めていく姿勢が大切だと思います。



         

       2.役立つものは上手く採り入れてみましょう。


      楽しい会話


      話し方の安定・向上に役立つものは複数で上手く採り入れてみましょう。

      腹式呼吸の習慣化、緩やかな発声練習、気持ちの持ち方トレーニングなど、安定した話し方に活かせるものがあります。ひとつだけにこだわらず、ご自分で良いと思うものは3つ4つと複合的に採り入れましょう。

      また、軽いジョギング、水泳などの有酸素運動でストレスを和らげる工夫も積極的に採り入れたいものです。




         

       3.「正しい息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」感覚を実践していく。


      電話している男性


      吃音意識を持ちながらも調節して安定感をもって話す要素は、「息継ぎ」「伸ばす」「つなげる」に集約されます。この3つの領域を意識化して日常の話し方習慣としていくことが、安定した話し方への確かな道だと思います。

      • 息継ぎ
        これは自然な力みのない腹式呼吸を基本とした息継ぎです。
        日常会話でことばがひっかかり気味ですと、意識することばの直前で発語の流れを止めて、瞬時浅い呼吸をして話し出すことを繰り返すために、みぞおち辺りに息が入る感覚の胸呼吸が習慣となってしまいます。
        いつも腹式呼吸を意識して話さなければならないという訳ではありませんが、力みのない自然な腹式呼吸の息継ぎを習慣としていきたいものです。静かにしている時の呼吸がその人の呼吸習慣と言えます。

      • 伸ばす
        伸ばし感覚は出だしを滑らかにします。「ありがとうございます」の「あ」、「わたし」の「わ」・・・何でも出だしを微妙に伸ばす感覚です。不自然なまでに「あ~りがとう」「わ~たし」と大きく伸ばすのではなく、あくまで微妙に軽く伸ばす発語イメージです。自分の名前が言い難い場合なども、この伸ばし感覚を定着させていくことをお勧めします。
        出だしや語尾を伸ばす意識をもって話していくと、おのずと早口スピードが緩和され、柔らかく聞きやすい語りとなります。

      • つなげる
        特に母音がひっかかる傾向がある方に習慣としていただきたいです。
        例えば、「お伺いいたします」の「い」を伸ばして、後ろの「い」にそのままつなげます。 「お伺い~たします」の発語感覚となります。
        「お世話になっております」の「お」は前の「て」の裏にある母音「ぇ」を少し浮き出すようにして「お世話になってぇおります」の気持ちで話します。「ぇ」と「お」は同じ母音ですので、息はつなげたままで口の形を微妙に変えるだけです。実際柔らかに話すと、母音は自然にこのようにつながって発音されるものです。


      •    

         4.話し方に神経質にならないように。


      男性


      人前では絶対ひっかかってはいけない、自分の吃音を人に気づかれてはいけない、いつも流れるように話さなければならない・・・という思いでいると、話し方に過度に神経質になってしまいます。

      そもそも誰でもことばが絡まったり、時には「そ、そ、そうですか?」などと連発することがあるものです。テレビキャスターがあわただしい取材の現場で軽くどもって話すこともあります。場によって少々つかえることはむしろ自然なことです。

      どもる自分を受け入れられない、吃音を他人に察知されてはならない、だから自分が完全に納得する話し方をしなければならないというビリーフ(信念)を持つと、ちょっとした詰まりも気になります。

      軽い詰まりをダメだと思ったり、電話応対が上手くできたかどうかなどを細かくチェックすることは避けたいものです。

      多少のひっかかり感覚にこだわらず、ひたすら安定した発語感覚を実践していく姿勢が心を楽にし、良い結果を生み出すことと思います。




      電話応対の女性



吃音改善ワンポイントアドバイス

2017.2.20体調、環境の変化、季節などで話し方は影響されるものです。

話す調子の良い時、悪い時と変化があるものです。体調、疲れ、心配事、環境の変化、季節の変化・・・さまざまです。
ストレスを軽くするために、気持ちの良い汗をかく軽い運動などがお勧めです。
体調の変化を受け止めつつ、安定した発語感覚をコントロールできるようにしていきたいものです。

2017.2.12吃音は“矯正”ではなく、話し方を”育てる”ととらえます。

私自身、小学4年の時と高校1年の時の計2年間、東京都内の吃音矯正所に通いましたが、どもらないようにするにはどうしたらよいかとばかり考え、自分の話し方に神経質になっていました。安定した発語感覚を“育てていく”ことが真の改善につながることを知ったのは、ずっと後になってからです。
吃音(どもり)を矯正しようと焦らないで、ひたすら安定した発語感覚を身につけて育てていくという姿勢に徹したいものです。

2017.1.27吃音の改善は白・黒の世界で区分けできるものではありません。

吃音の改善は、直る・直らないという白・黒で区分けできる世界ではありません。調子の良い時、悪い時など波があるものです。発語不安、言いづらさがあっても、自分で話し方を調節できるようになっていく方向に向かっていることが改善への正しいプロセスです。良い話し方習慣を身につけていけば、結果は後からついてくるものです。

2017.1.20 電話カウンセリング&レッスンでは、私(江田)と受講生は対等の関係です。

レッスンでは私(江田)が先生の立場で指導し、受講生が指導を受けるという上下の関係ではなく、あくまで対等の関係としています。それは受講生がレッスンの進め方の要望、質問が自由にでき、どのような話し方が自分にとって安定するのかを受講生自ら探っていけるようになるからです。テキストはありますが、職場の朝礼リハーサル、プレゼン、会議でのスピーチ、電話連絡演習・・他、テキストを離れての演習をしています。構えることなく何でも話せる対等の関係。これが吃音(どもり)改善に向けての一番良いレッスンだと捉えています。

2016.12.26 年末の会合、飲み会などでも、電話レッスンでの話し方、安定感を意識していきましょう。

年末になりますと、職場や友人との会合が多くなるかと思います。同僚や友人との会話は、話に熱中して話し方が不安定になるものです。自分で話していて安定感がないなと思ったら、その場で立ち直らせていく実践をしていくことです。ちょっと間を入れるようにしてスピードを緩めることをお勧めします。
日常会話での調節習慣が、人前でのスピーチ、電話応対での吃音の出にくい安定した話し方の土台となります。

2016.12.16 子ども(小学生)の吃音改善は親の押しつけではなく、本人の希望を尊重して。

小学生低学年までは吃音が出ていても本人はあまり自覚していないものです。けれど小学生4、5年生位になりますと、学校生活での話すことに支障を感じ、もっと上手く話せるようになりたいと思うようになります。自分で願うこの時が自分の話し方(吃音)を改善させる良いタイミングだと思います。電話カウンセリング&レッスンで安定した話し方を体で覚えていくことをサポートいたします。
一方、親が子どもさんのどもりを何とかしたいと思っても、本人が改善の気持ちでないのならば、神経質にならずそのままそっとしていくのが良いかと思います。親の押しつけではなく、あくまで本人が上手く話せるようになりたいという願いを尊重していかれますよう。 

 

2016.12.15話し方の改善は焦らず、急がず、余裕をもって。

言葉が詰まる方がすべて悪い話し方をしているとは限りませんが、いずれにせよ内面の安定した話し方感覚を育てていく必要があると思います。焦って改善を求めても、空回りしてしまいます。時間と経験が必要です。
電話レッスンでの安定した発語感覚を、日常会話で自分の話し方に刷り込んでいただきたいです。日々の地道な実践は必ず結果を出すものです。 

2016.12.10  レッスンでの二つの改善ステップ

レッスンでは二つの改善ステップがあります。
①レッスンでのテキストにそった発語で充分な安定感を身につけていただく。
②レッスンでの発語感覚を日常生活の場に刷り込んで、ご自分なりの安定した発語感覚を実践していただく。
レッスン上手になるのではなく、外的刺激のある中で話し方をコントロールできるようになることです。話し方の改善は日頃の安定感ある話し方の積み重ねにあると思います。

2016.12.7小さな成功体験を重ねていきましょう。

緊張する場面で話し方をコントロールして上手く話せたという経験は、貴重な成功体験です。吃音が出てもこだわらずに受け流し、良い体験は自信につなげていきたいものです。さわやかカウンセリングの電話レッスンで、安定した発語感覚をご自分のものになさってください。

  

2016.11.28吃音改善は安定した発語フォームを育てることです。

安定した気持ちの良い発語感覚を育むことは、話し方の良いフォームを育てることと言えます。野球のピッチャーが投球のフォームを研究する、ピアニストが指の動きの悪い癖を直して良い動きに変えていく・・・などと同じ感覚です。自然な息継ぎからことばのつながり、伸び感覚を、レッスンを通してご自分のものとなさってください。

2016.11.16レッスンでの2つの吃音改善ステップ

レッスンでは2つの改善ステップがあります。
①まず、レッスンでのテキストにそった発語で、安定した発語感覚を確認していただく。
②レッスンでの発語感覚を日常会話での話し方に採り入れて、安定したフォームを実践していく。
日常のあらゆる場面で、話し方をコントロールしていく習慣づくりがレッスンの目標です。

2016.11.8吃音(どもり)の改善は、心理的アプローチだけでは無理があるようです。

「緊張するから吃音(どもり)が出るのだ。緊張しなければ言えるはず」とお考えになる方がおられますが、これは間違いです。吃音を持つ方は日常会話でも吃音を出している、あるいは言いにくいことばを言い換えて話していることが見受けられます。
緊張をほぐすための心理的アプローチは必要ですが、安定した発語感覚を実践的に身につけていくことはとても大切です。

2016.10.16言い換えは吃音(どもり)を出していることと心理的に同じと言えます。

言いづらいことばを、言いやすい言葉に置き換えて話すことは、言いづらい言葉を避けて迂回しているので、意識的には吃音(どもり)を出しているのと同じと言えます。常習化していると、正確に話すことの自信がなくなります。言い換えを必要としない、気持ちの良い発語感覚をレッスンで身につけてください。

2016.10.6滑舌が悪いことと吃音意識があることとは別です。

滑舌が悪く、言いにくさを感じているからといって、吃音意識があるというわけではありません。吃音意識とは、ことばの引っかかりが繰り返されて詰まる感覚を脳が記憶しているため、言う前に言えるかどうかを瞬間的にチェックする意識といえます。
発語予期不安があっても話し方をコントロールしていくためには、安定した発語感覚を育てていくことが必要です。

2016.9.26吃音意識は言いにくいことばを拾い集めようとするものです。

以前はこのことばに意識が入っていたのが、今は気にならなくなった。けれど別のことばが気になり始めて言い難い・・・など、言いにくい言葉が変わったり、増えていったりする場合があります。吃音意識が生み出す“こだわり感覚“です。安定した発語感覚を実践していくと、このこだわりが薄れてくるものです。
言いづらさを受けとめつつ、安定した話し方感覚を育てていくのが改善の道です。

2016.9.19腹式呼吸は自然な発語に役立ちます。

安定した話し方のひとつに適切な息継ぎ(呼吸)習慣があります。細かな息継ぎは、肩で息をするような息苦しさを感じるものです。楽な腹式呼吸の息継ぎが身についてくると、気持ちが落ち着き、ことばの流れが安定につながります。腹式呼吸をしていればすべて解決という訳ではありませんが、安定した話し方の大切な要素ですので、ぜひ身につけていただきたいです。

 

2016.9.14さわやかカウンセリングのレッスンでは、コーチングの捉え方をしています。

コーチングでは話し方のフォーム作りの主体性を受講生にもっていただいて、私はアドバイスをさせていただく立場となります。吃音の改善方法を一方的に教授するのではなく、受講生ご自身が納得のいく安定感を育て、自分なりの発語フォームを作っていかれることを目指しています。

2016.9.6 良い話し方フォームを育てる

スポーツの世界では動作の基本フォームがあり、トレーニングして身につけていきます。楽器演奏でも共通です。話すことも同じで、吃音意識があっても良い話し方フォームを身につけていくと、良い発語イメージが育ち、自分の話し方をコントロールできる領域が広がっていきます。
電話レッスンでは、良い話し方フォームを身につけていくためのサポートをさせていただいております。

2016.8.26吃音の改善は右肩上がりという訳にはいかないものです。

レッスンを始めて調子が良くなっていたのに、ある時期から調子が悪くなってしまう場合があります。体調の変化、仕事のストレス、疲労、心配事など、心や体の変化が話し方に影響を出すものです。そのような変化を受けとめながらも、焦ることなくコツコツ地道な実践を重ねていくことがどもり改善の堅実な道だと思います。

2016.8.16早口は避けたいものです。

吃音をお持ちの方は、言いにくいことばを一気に言い切ってしまおうとする傾向があります。相手には聞きづらく、聞き返されることが多くなり、スムーズな会話がしにくくなってしまいます。早口の方は適切な速さの発語感覚を身につけて、安定した発語フォームを育てていくことが大切です。

2016.8.9吃音(どもり)は矯正するというものではありません。

吃音を矯正するものと捉えると、どうしたら引っかからないかという方法論に関心が向き、自分の話し方に神経質になります。一方、自分にとって安定した話し方がどのような感覚かを探り、実践を通して育てていく捉え方は、今の自分を否定することなくプラスの姿勢になります。レッスンでは話し方のレベルアップという視点に立って指導させていただいています。

2016.7.19矯正しようとするのではなく、話し方の改善ととらえていきたいものです。

私は小学生の時、そして高校1年の時、それぞれ約1年間、都内の吃音矯正所に通いました。上手く話せるようになろうと必死でしたが、良い結果は出ませんでした。矯正するのではなく、自分なりの安定した発語感覚を“育てていく“と捉えることが大切だと分かったのは、ずっと後になってからでした。
焦ることなく、安定した話し方をコツコツ身につけ育てていくという姿勢に徹したいものです。

2016.7.11“吃音(どもり)改善三ヶ条”とは・・・

◆吃音意識を否定しない。
◆「どもらないように言うにはどうしたらよいか」という対処法のみに心を奪われない。
◆自分の内面での安定した発語感覚を育てていく。
正しい認識と地道な実践の継続が、安定した話し方につながっていきます。焦って短期間で直そうとしないようにしたいものです。

2016.4.11環境が変わると吃音(どもり)が意識されるものです。

4月は学生は進級や進学、社会人は部署が変わるなど、環境が変化する時です。新しい環境では何かと話し方に気を使うものです。今までこなせていた電話応対でことばが詰まるようになるなど、話し方に影響することがあります。電話レッスンでは環境の変化のストレスがあっても上手く調節ができるよう、安定した話し方をサポートさせていただきます。

2016.3.19吃音(どもり)を矯正しようとすると神経質になってしまいます。

吃音を矯正しようとすると、どうしたらことばが引っかからないかという方法論に関心が向き、その方法で上手く言えるかどうかと過度に神経質になってしまうものです。
ひとつの方法論にこだわらず、自分にとって安定した話し方がどのような感覚かを探り、実践を通して育てていく捉え方をお勧めします。レッスンでは話し方のレベルアップという視点に立って指導させていただいています。

2016.2.12小学生の吃音(どもり)の改善

小学上級生になりますと、自意識がはっきりしてきますので、自分の話し方で笑われないようにと神経質になり、無理な話し方を深めてしまう傾向があります。小学生であっても、大人同様、吃音(どもり)意識、発語不安を受けとめつつ、安定した楽な話し方を身につけていくのが最善と思います。

2016.1.31吃音の改善は単なる発声練習の量に比例するという訳ではありません。

吃音の改善は単に練習量が多ければ良いという訳ではありません。皮肉にも、練習すればするほど、実際の場面との心理的ギャップが深くなり、上手くいかないという逆効果になってしまうことがあります。発語不安を受けとめつつ、適切な演習と安定した発語感覚の実践を重ねていくのが改善の確実なステップだと思います。

2016.1.19話し方に神経質にならないように。

自分の話し方に神経質になると、絶えずチェックする意識がはたらきます。ちょっとした詰まりでも、心の中で大きく増幅されてしまい、ますます萎縮してしまいます。少々の詰まりはOKとしていく心の余裕を大切にしていきたいものです。

2015.12.1短期間で吃音(どもり)改善をと意気込むと、空回りしてしまいます。

吃音の改善を願って、短期間で結果を出そうと意気込むより、心の余裕をもって自分の話し方の癖(くせ)を知り、安定感ある話し方をコツコツ実践していくことが確実な改善の道です。電話レッスンでご自分の安定感ある発語感覚を体得なさってください。

2015.9.11話し方は人によって様々です。

「診断チェック」をご覧いただいて、ご自分の吃音の状態をお知りになることをお勧めします。発語不安を取り除こう、矯正、克服と力むのではなく、話し方のレベルアップを目指してください。レッスンではそのお手伝いをさせていただきます。

2015.8.15自分の話し方をチェックしていると、かえって意識が深まってしまいます。

日常会話で自分の話し方をチェックしていると、かえって意識が深まり、言いづらさが助長されてしまうものです。少々の言いづらさはOKとして、安定した発語感覚をひたすら実践していくことが改善の道です。さわやかカウンセリングでは吃音の改善に向けて安定した発語感覚と実践のコーチングをさせていただいております。

2015.7.29吃音(どもり)意識はそのまま受け入れていきましょう。

吃音(どもり)意識とは、言う前からこの言葉、あの言葉が言いづらい、言えないという意識です。発語予期不安ともいいます。この意識(感情)は決して病的なものではありません。言いづらさを繰り返し経験として重ねてきているので当然、意識に上ってきます。なくそうと思うとますます囚われてしまいます。吃音意識をありのままに受け入れながら、安定した話し方を育てていきたいものです。

2015.7.21安定した話し方の意識習慣を身につけていきましょう。

吃音が気になると、「どうしたらどもらないか、どうしたら苦手なことばが言えるだろうか」に心が向いてしまうものですが、安定した発語感覚をどのように身につけていくかが大切です。これは自分を向上させる意識ですので神経質になりません。健全な話し方の意識習慣を身につけていきたいものです。

2015.7.15緊張するからことばが詰まるという訳ではありません。

不得手なことばが気になる出すと、緊張していなくても言いにくくなるものです。自分の話し方に神経質にならず、安定した発語感覚を育んでいきたいものです。当カウンセリングで安定感覚を育てるお手伝いをさせていただいております。

2015.7.3吃音が気になるお子さんは、正しい発語感覚を育てていくことができます。

幼児期の吃音(どもり)はあまり神経質にならない方が良いかと思いますが、小学上級生になっても吃音をそのまま引きずっていると生活面、精神面で負担が生じてくるものです。レッスンをとおして安定した話し方の感覚を、若い時期から育んでいくことをお勧めします。

2015.6.22電話応対での安定した話し方

携帯電話では吃音意識が入らないのに、事務所の電話だと意識が入り言いづらくなることが多々あります。周囲に人がいればなおさらです。レッスンでの実際の電話応対演習をとおして、安定した発語イメージを育てていただけます。

2015.4.13小さな成功体験を重ねていきましょう。

安定感ある話し方を身につけていくと、話すことの小さな成功体験をするものです。この積み重ねは話し方の自信につながります。調子の良い時、悪い時と波があるものです。吃音が出ることが失敗ではなく、話す経験として小さな成功体験を重ねていきたいものです。

2014.12.19電話でのスピーチ&カウンセリングをさせていただいています。

さわやかカウンセリングでは、電話でのスピーチ・レッスン&カウンセリングをいたしております。学校、職場での発表、電話応対など、さまざまなお話し場面でのスピーチ力を高めてください。

2014.12.06

人前でのスピーチ、司会、プレゼンなど緊張する中で、もっと楽に話をしたい!そんな方にも当カウンセリングはおすすめです。吃音意識、発語不安があっても大丈夫。スピーチ力を高めたいと願う方々に適切なレッスンです。

年齢別どもり改善体験談

 このホームページには、計203名の方々の体験談が掲載されています。
皆さんそれぞれ前向きに、話し方の改善ステップを踏んでおられます。

   小学生~中学生
(21名)
 小学生高学年になると、吃音意識が芽生え話すことの精神的負担が出てきます。吃音が徐々に改善され、気持ちが楽になって学校生活で話すことに自信をもてるようになったかを、主にお母様の手記で綴られています。

   高校生
(14名) 
 思春期を迎え、人生について考える時、言葉が詰まることは大きな悩みです。高校生自ら吃音の改善にチャレンジし、結果を出して将来を見据えていく姿勢に励まされます。

   18歳~25歳
( 大学生・新社会人)

(48名)
 大学生ではゼミの発表、そして就職活動で話し方が問われます。新社会人では電話応対や業務連絡など、正確に話すことが要求されます。このような中で、吃音を直視し、実践を通して安定感ある話し方を身につけ業務に励んでおられる体験談です。

     26歳~29歳
(30名)
 社会人として仕事にも慣れ、活動の範囲が広くなってくる年齢です。結婚式での司会、朝礼での挨拶体験、研修会での司会体験など、チャレンジ体験が綴られています。

   30歳~39歳
(41名)
 職場や社会生活では中堅の立場になり、ストレスも加わります。その中にあって、自分の安定した話し方を探り実践しておられます。会合での説明などでコミュニケーション・スキルを高めている前向きな姿勢の体験談の数々です。

   40歳~49歳
(29名)
 この年齢の受講生は20年間ぐらいは吃音を意識してこられた方々です。仕事や日常生活のお話しシーンにしっかり対応できるようにと話し方の改善に励み、その結果を得ています。

   50歳~
(20名)
 この年齢からの受講生は、今まで長きに渡って吃音と上手くつき合って、しっかりと社会生活、お仕事をしておられる方々です。更にご自分で納得のいく話し方を願ってのレッスン。皆さんそれぞれレベルアップのステップを踏んでおられます。
受講生の最高年齢は67歳。前向きな姿勢にとても励まされます。

   

 新しい体験談をご紹介いたします。

Tくん(佐賀県在住 小学生5年 男子)のお母様の手記です。  2017.1.6

            「もっと早くやりたかった」

うちの息子に吃音がはじめて出たのは、確か2~3歳ぐらいだったと思います。きっかけははっきり覚えていませんが、「イヤイヤ期」のわがままに強くしかってしまったことが影響したかな、と思います。

はじめは少し心配しましたが、祖父も私も小さい頃(幼稚園頃)はどもっていたけど自然に治ったと聞いておりましたので、「本人に吃音を意識させずにいたら、自然に治るだろう」と思って特に手立てを打たずに様子をみておりました。

幼稚園の年中頃、お友達にマネをされたと言ってきたので、幼稚園の先生には注意してみていただくようにお願いしたことはあります。だけどその後は、特に幼稚園や小学校入学後も、本人が困った様子を私たち親の前では見せなかったので、気づかずにおりました。

吃音も、月単位でよかったり悪かったりの繰り返しで、入学後はだんだん気にならなくなり、「治ったのかな」と思った頃もありました。しかし、昨年学校で先生との人間関係にトラブルがみられた頃からか、急に吃音が定着するようになってしまいました。

そして、今年に入ってからは、本人が「どうしてぼくは、しゃべる時つまるの?」「ぼくだけが、こんな話し方なの」「友達に話しかけて新しい友達も作りたいのに、つまるから話しかけられないんだ」「大人になっても治らなかったらどうしよう」とか、色々疑問に思うことを聞いてくるようになりました。私もどう答えてよいかわからず、適当に流していたような気がします。そういう時にインターネットで、たまたま見つけたのが「さわやかカウンセリング」でした。

最初は半信半疑でした。電話をしてみると、江田先生本人が出られ、詳しく私の質問に答えてくださったので、安心してカウンセリングを始めることができました。

初回、息子はとても緊張していました。だけど、私が前もって「江田先生も昔は吃音があったけど治っておられ、吃音がある子の気持ちがよく分かってあるよ」と言っておいたのがよかったのか、質問されることには普段よりはっきり答えていたような気がします。

はじめに「吃音は病気ではなく、つっかかる話し方を体が覚えたことで、よい言い方を体にどんどん覚えさせることが大事」と教えてくださいました。また、「つっかかる人は世界中にたくさんいて、息子だけじゃない」と安心させてくださり、「吃音があってもアナウンサーや学校の先生など何でもなれる、なれない仕事はないこと」など、明るく励ましてくださりました。
それから、腹式呼吸や専用のテキストの音読をしていましたが、「か」「た」「や」「わ」行などかなり吃音がでていました。でも、楽に話す感覚を、一生懸命教えてくださりました。

2回目は初回のレッスンの効果か、少し緊張がほぐれたのか、かなり吃音が減っていましたが、「あ」行や「だれ」「なに」とかは、まだまだでした。

回数を重ねるうちにだんだんよくなり、はじめの4回は毎週受けていましたが、5回目からは2週間毎に間隔を延ばしました。だけどその間、先生のアドバイスどおり、国語の教科書の音読はほぼ毎日少しではありますが、やっていました。

レッスンを始めて6回目(前回のレッスン、12月24日)には、ほとんど吃音が分からないようになりました。最近、本人もかなり自信が持てたようで、「算数の時間に発表したけど、大丈夫だった」「もうほとんどひっかからないよ。もし、ひっかかっても、言い直せばいえるから大丈夫」と、ついこの間まで「発表」や「音読」をあんなに嫌がり「自分の音読の番が近づくと心臓がばくばくいうんだ」とかいっていたのが嘘のようです。

この前は、息子が「もっと早くこのカウンセリングをやったらよかった」と私に言ってきました。学校の発表する機会が多かったのは低学年のころだったそうです。私たちは、人前で吃音が出てしまうことを息子がそんなにも不安に思って過ごしていたことを正直知りませんでした。もっと早く気づいてやればよかった。でも、もう大丈夫のような気がします。

レッスンのおかげで、息子は今まで不安に思っていた数々のことを解決し、体でよい話し方を覚えることができているようです。万が一ひっかかっても、修正する方法も身につけてきたようです。

これからも、定期的なカウンセリングを続けて、もっともっと自信を持って話ができるようになってくれたら、と期待しております。



                 写真はイメージです。受講生本人ではありません。

 

どもりの方のために精神面のサポートと実践的なレッスンによる会話スキルの向上を図る

一人だけでの朗読や発声練習では、緊張しないので詰まることはないという方がほとんどだと思います。外部からの刺激がないので、独りごとを言うのと同じ感覚で、自分の世界の中で自由に話せるものです。

しかし、学校や職場などでは外部刺激のたいへん強い世界に立たされ、上手く話そうとしてもことばが出てこない場面に直面します。

電話カウンセリング&レッスンでは、その中間の立場に立ち、一人だけでの練習ではできない話し方スキルの向上、心理面のサポートを図りながら、日常会話、電話応対スピーチなど、あらゆる場面での安定した話し方の実践力につなげていきます。

カウンセリング対象者

このような方におすすめです!

  • 改まってお話をする時、ちょっと言葉がひっかかる。
  • 妙に意識して「ありがとうございます」「お世話さまです」など言いにくい。
  • 名前、会社名が場合によって出てこない。
  • 電話などで話す時、始めのことばが出にくい。また過度のストレスを感じる。
  • 人前でのスピーチ、司会、プレゼンなど緊張する中でも調節して話せる力をつけたい。
  • 吃音改善の教材を買ったりして自分なりに努力しているが、上手くいかない。
  • 自分の吃音(どもり)としっかり向き合って、話し方のレベルを上げていきたい。
  • 子供さんの話し方に不自然なところがあって、心配なさっているお父さん、お母さん。

ご挨拶

さわやかカウンセリング代表

江田 信久(えだ のぶひさ)

「さわやかカウンセリング」は、皆様のご理解をいただき、日本全国、そして海外在住の方々と電話(もしくはインターネット回線、スカイプを使用)でのレッスンをさせていただいております。

私自身が幼少の頃からの吃音(どもり)でしたので受講生との共通の理解を分かち合えますことを嬉しく思います。

吃音は、ことばのひっかかり、ちょっとした言いづらさを日常繰り返しているために、その発語感覚を体が学習してしまったこと、あるいは、過去にことばの詰まりを経験していて、その感覚をそのままひきずっていることなどがその背景にあるかと思います。

多くの場合、過去の失敗経験が心の傷として残り、話すことの恐怖心が助長されていきます。今までことばのひっかかりなど全くなかったのが、電話応対、人前での司会、スピーチ、プレゼンなどをすることで意識し始めることもあります。

吃音の程度は個人によりさまざまですが、基本的には、言葉が詰まる感覚を体が覚えていることと、自分の話し方の他者の反応の心理的圧力が要因となります。

さわやかカウンセリングの電話レッスンで、発語不安を正しく受け止め、電話応対や人前でのスピーチなど、緊張する場面でもコントロールして話すスキルを身につけていかれることを願っております。

レッスンでは私(江田)と受講生は対等の関係でさせていただきます。対等の関係とは、指導する者、指導を受ける者、という関係ではなく、受講生ひとりひとりと吃音改善に向けてともに考えていく関係です。対等な関係ですと、受講生からのレッスン内容の要望、質問が自由になされ、受講生自ら安定した話し方を探っていく主体性が生まれます。

受講生とともに改善のステップを踏んでいけますことは大きな喜びです。

発語不安を正しく受け止め、緊張する場面でもコントロールして話す自信をつけて頂きたい