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レッスン体験談(高校生)(P.2) 充実した高校生活、他

 話し方が改善されてくると毎日が充実し始め、自信もついてきました。

Oくん(京都市在住 高校2年生 男子)

僕が吃りはじめたのが何歳からかとは覚えていません。でも気になりはじめたのは小学校の3,4年生の頃です。本読みの時,、声が出てこなくて、本読みがある国語の授業をなんとか切り抜けようと、本読みがあることが事前に分かっている日はいつも保健室に行っていました。

発語の不安はそのまま僕の一番の悩みごとになり、母に相談してみると近くでカウンセリングをしているところがあり、そこに週一回の割合で行くことになりました。そこで初めて「吃音」の存在を知り、一年ほど通っていろいろなレッスンを受けたのですが、日常生活での吃音は全く改善されませんでした。

中学生になると吃音を持っていることへの劣等感が日に日に強くなっていき、ひどい時は学校に行くことが苦痛になって風邪を装って休んだこともありました。そんな自分が嫌で嫌でしょうがありませんでした。
この頃にはそのレッスンは止めていて、吃音によって将来就職、人間関係はうまくいかないことを覚悟し、どうしても将来に希望を見出だすことができませんでした。性格は内向的になっていきました。

それを見かねた母と、どうにかして少しでも改善する方法がないものかとインターネットで探して見つけたのがこの「さわやかカウンセリング」でした。僕は大の電話嫌いで、吃音経験者ならこの気持ちが分かると思いますが、親が相手でもなかなか言葉が出てこないのです。そんな状態なのに、電話でのレッスンがうまくいくだろうか・・・と不安でした。

僕は、学校で部活をやっていてそして塾も行っているので、以前カウンセリングをやっていた小学校時代よりさらに時間がありません。しかし、さわやかカウンセリングでは空いていれば時間を自由に調節することができ、遅い時間なら10時からなど もあります。僕はこのおかげで今までほとんどレッスンを休んだことがありません。

レッスンを続けて先生に教えてもらったことを実践していくと、徐々に日常生活にゆとりが出てくるようになりました。自分の中でどもることも個性と考えられるようになり、会話もゆっくりにですがスムーズに進むようになりました。今も完全に話しているわけではありませんが、日々少しずつ改善していっていると思います。

僕は、今までの人生、ずっと吃音に悩まされてきました。ほとんどの人はそのことをマイナスに思うかもしれませんが、僕はそうは思いません。うまく話せなかった時はそりゃ悔しかったですが、改善されてくると毎日が充実 し始め、少しずつ自信もついてきました。また吃音と向き合う中で親や江田先生など、幾人かの人に協力してもらっています。

そのことに感謝しながら、これからの人生を生きていきたいと思います。

※ ひ と こ と :
中学生の頃のOくんが吃音のために将来を悲観していた気持ちは、私が中学生のときに持っていたそれと全く同じです。改善の方向性が見えないことは大きな悩みです。
しかし、今のOくんは、どのような発語習慣を育てていけば良いのかをしっかり捉えていますから、学校、家庭で、さまざまな場面で良き発語感覚を実践していこうという前向きな気持ちに切り替わっています。充実した高校生活を送ってください。

 この2年間、カウンセリングを続けて本当に良かったと思います。

Tさん(千葉県在住 高校3年生 女子)

私は小学校4年くらいの時から言葉が出にくくなりました。国語の音読でも最初が出しずらくすごく嫌だったし、止まってしまうので恥ずかしい思いをしました。友達にも何で突っかかるの?とか言われたこともありました。それから話すことが嫌いになりました。

中学に入り自己紹介をするたびにひどく緊張していました。部活で部長を任された時は、どうやって話そうかと毎日毎日ドキドキしていました。こんな日がずーっと続き、私は自分が嫌になり日々心を病んでいました。

そして高校に入って一年生の夏、私を心配して母がインターネットで調べて「さわやかカウンセリング」があると教えてくれました。ホームページを読んで、私と同じ人がいっぱいいるんだなと思い安心しました。

レッスンを始めたのが高校一年の夏休みに入るちょうど前でした。始めてもう2年にもなります。最初は突っかかってばかりでしたが、レッスンですごく丁寧に教えてくれて優しくてわかりやすくて、今ではほとんど突っかかることなく話せます。友達にも「全然気にならないよ」と言われ嬉しかったです。学校での本読み、発表などで自信が持てるようになりましたし、アルバイトでお客さんの対応もして、話すことが好きになりました。

この2年間、カウンセリングを続けて本当に良かったと思います。

※ ひ と こ と :
この2年間、学校生活でいろいろなお話し経験を積んできましたね。話すことの自信をつけていることを伺い本当に嬉しく思います。

 このカウンセリングを始めてからは、希望が持てて、前に一歩踏み出せたような気がします。

Kさん(埼玉県在住 高校2年生 女子)

私がどもり始めたのは、母によると幼稚園の頃からだそうです。当時、母は、自然に治るだろうと思って、あまり気にとめていなかったようです。私自身が吃音を意識し出したのは、小学校5年生くらいで、国語の本読みが上手くできなくて、それをクラスメイトにまねされたりして、つらい思いをしました。

中学校に入ると、日常の会話で、最初の言葉が出ず、それを人に悟られないように、いつも緊張していなければなりませんでした。そのため、次第に人との会話を避けるようになりました。 クラスの発表などの場面で、自分がこんなに緊張して、嫌な思いをする第一の理由が、何よりも吃音にあるということに、とても悔しさを感じました。

この悩みを母に相談し、嫌な思いをした愚痴などを聞いてもらいたかったのですが、あまり納得いく答えが返ってこず、孤独感を感じました。

中学3年の終わり頃に、担任の先生に、全校生徒の前でのレポートの発表を頼まれました。その先生は、私の吃音のことを知っていましたので、なぜ、よりによって私に頼むのかと、とても怒りを感じ、悩みました。しかし、この発表は意外と上手くいき、それで少し自信がつきました。

高校生になって、悩みはますます大きくなり、このままではいけないと思い、真剣に直すことを考えはじめました。インターネットで調べてみると、いろいろな治療法がありましたが、この「さわやかカウンセリング」が一番信用できそうだったので、試みてみることにしました。

私は今まで、どもることをなんとか直したいと思っていましたが、このカウンセリングを通して、直そうとするのではなく、自分なりの安定した話し方を見つけ育てていくことが大事だということが分かりました。

私の吃音は長年のことなので、すぐに完全に良くなるとは思っていませんが、このカウンセリングを始めてからは、希望が持てて、前に一歩踏み出せたような気がします。

※ ひ と こ と :
今までの9ヶ月間のレッスンで、「吃音を直そうとするのではなく、自分なりの安定した話し方を見つけ育てていくのだ」という意識を持つことができたことは大きな変革です。
「どもらないように話すにはどうしたらいいか」を考えるのではなく、「どのような言い方が安定するか」に心を留めて実践していきたいものです。

 人生を諦めかけていた時に見つけたのがこのさわやかカウンセリングでした。

Aくん(三重県在住 17歳 高校2年生 男子)

どもることを意識し始めたのは中学生からでした。入学当初は、あまり深く考えず、普通の中学生と同じような生活を送っていました。しかし高学年になるにしたがって人の目を気にし、話すことが嫌いになりました。社会の授業で、発表の時に「レーニン」が言えず顔が真っ赤になったことを今でもはっきりと覚えています。
そのころ僕は吃音に加えて、よく奇妙な行動(教科書を鉛筆で真っ黒に塗りつぶしたり・・・)をしていたらしく、「障害者」というあだ名がつけられていました。 変なあだ名ですが、そのことによりクラスでの会話が増えて、表面的には性格が明るくなる一方で、うまく話せない自分がどんどん嫌いになりました。「みんなはすらすらしゃべれるのに、どうして自分だけできないんだろう?」いつもそんなことばかり考えていました。

高校に入ってからは中学校時代の友達がほとんどいなくて、何もかもが最初からのスタートでした。周りでは仲の良いグループができていく一方、、僕はどもる事を恐れて話しかけることができませんでした。
このままではいけない思い、小さな勇気を振り絞って話しかけてみました。思った以上にうまくいき、友達も少しずつ増えていきました。

友達との会話でどもる事はあまり気にしなくなったものの、電話や年上の人としゃべる時は一段とひどくなりました。ますます自己嫌悪に陥り、将来の職業を探す時の第一条件は、「話す場面が少ないこと」でした。どんどん自分の将来が狭まっていくのを感じ、この頃から本気で吃音を直す事を決意しました。

パソコンを調べてもさまざまな理論があり、どれを信用したらいいかわかりませんでした。人生を諦めかけていた時に見つけたのがこのさわやかカウンセリングでした。体験談を見ていると、たくさんの方々が自分と同じ苦労をしてきた事を知り、ここなら信用できると思ったので受講を決意しました。

最初のレッスンではうまくできるか不安で、何度も電話機の番号を押すのを躊躇(ちゅうちょ)しました。けれど、いざかけてみると、先生のゆっくりとして、優しいそうな声でリラックスすることができました。レッスン中、何度も指摘していただいた、「緩やかな伸ばし感覚」は頭では分かっていても、実際にはなかなかできません。レッスンの時だけではなく、毎日の生活を練習の場と思い、自在に話し方を調節する感覚を育てていきたいと思っています。

僕はこのレッスンを通じて、話し方の他にもう一つ大事なことを学びました。それは両親とのコミュニケーションのあり方です。思春期真っ只中の僕は、「親にどもる姿を見せたくない」という変なプライドから極力会話を避けてきました。
しかし、レッスンを重ねていくうちに、両親との会話が一番手軽な練習の場と考えるようになりました。そして話しているうちに両親の考えが分かっていき、互いに対立することも減ってきたように感じます。

これからは親孝行はできなくても最低限、迷惑はかけないようにがんばります。そして一度しかない人生、常に前を見て楽しくすごして生きていきたいと思います。

※ ひ と こ と :
Aくんの吃音の悩みの心境は、私の高校時代のそれの生き写しとも言えます。私も高校生活を送りながら、将来の不安を強く感じていました。
「さわやかカウンセリング」との出会いが、ことばを通して人とコミュニケーションをとっていく自信を深めていく大きなきっかけとなっていることは嬉しいことです。